会津というとやはり磐梯山と小原庄助が思い浮かぶ。昭和の時代にヒットした民謡「会津磐梯山」-小原庄助さんの”朝寝朝酒朝湯が大好き”からくるものだが、磐梯山そのものは若松市ではない。しかし、庄助さん自身は実在の人物で舞台は若松市の奥座敷東山温泉だともいう。
東山温泉は鶴ヶ城のある町のお中心部から車で15分ほどの交通の便の良さ。四っの滝を囲む渓流に沿って温泉街がある。1300年前の天平年間に行基によって発見されたといい長い藩制時代には湯治湯として知られていた。温泉宿の一つに庄助さんが実在していた。
しかし、会津人の名誉のためにいうならば、藩には”ならぬものはならぬ”什の武士の掟があって庄助さんみたいな人ばかりではない(笑い9