女性蔑視ともとらえられる発言で東京五輪パラリンピック組織委員会の会長を辞任した森喜ててて朗元総理の後任に橋本聖子五輪相が、その橋本さんに代わって丸川珠代元五輪相が”透明”な形でかえりり咲いた。この結果、五輪開催を前に舵取りの船頭さんに開催地の小池百合子知事をいれて女性三人が出そろうことになった。
女性の船頭さん三人の出そろいときいて、僕は森さんではないが不謹慎、不見識だが”女三人よれば姦しい”という諺を思い浮かべた。三省堂の慣用句ことわざ辞典によれば「女はとかくおしゃべりだから三人も寄りあうと大層やかましい」という意味である。ご三方がおしゃべりだかどうか知らないが、五輪開催まで5か月、待ったなしの大変な時期に大役を仰せつかったものだ。
コロナ騒ぎのためか五輪が5か月先に東京で開催される空気が感じがしない。今の話題は接種が始まったワクチンが本当に4月初めに65歳以上の老人にも安全に期日通り接種できるのか。肝心の一般人スケジュールはどうなっているのか。こんな状況下で、本当に開催できるのか。コロナ収束と並んでの国家的な大事業である。