「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

ご苦労さま 森喜朗会長辞任意向

2021-02-11 13:43:45 | 2012・1・1

森喜朗五輪パラリンピック組織委員会会長が12日の会合で辞任の意向のようだ。開催を3か月前にして無念かもしれないが仕方がない。(ご本人は逆にほっとしたかもしれないが)しかし、延期後の準備もコロナ対策を残して終わっているようだ。ご苦労でした。”最後の〇〇”にならないようご注意を。


戦前生まれだが戦後の教育を受けた政治家たち

2021-02-11 10:59:05 | 2012・1・1

 

”j女性蔑視”という不名誉な話題で世界を騒がせている森喜朗五輪パラリンピック組織委員会会長だが、政治家なのによほど世間から嫌われる星の下に生まれてきたのであろうか。森内閣(2000年ー01年)当時の支持率を調べてみたら宇野宗佑短命内閣に次いで下から2位、7%であった。原因の一つはやはり”日本は神の国”といった失言からであった。

森会長は昭和12年生まれだが、この同じ学年には橋本龍太郎、小淵恵三、細川護煕と3人も総理経験者がいる。河野太郎大臣の父親洋平元外相も同じだ。現職の二階俊博自民党幹事長は14年2月生まれで、森さんらとは1学年下、ほぼ同じ世代である。すべて戦前(戦中)生まれだが、教育は占領下である.。僕ら昭和一桁生まれは戦前「教育勅語」を暗唱し修身教育を学び、封建制度下の古い道徳感の持ち主が多いのとは違う。

菅義偉総理は昭和22年生まれ、それに次ぐ団塊の世代以後はは完全に占領下教育を受けているから森さんのような失言はないであろう.。同じ世代でも他の政治家に”失言"がないのはなぜなのか。森さんは徳川時代に生まれておればよかったのかもしれない。戦前生まれ、戦後教育を受けた世代の政治家には共通点があると思ったがなかった。森さんの個人的な性格のようだ。