「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

卆壽 90歳誕生日 人生の余禄に感謝

2021-02-16 08:36:41 | 2012・1・1

今日は満で90歳の誕生日である。90歳卆壽のお祝いは普通数え年でするそうだが、やはり満のほうが”大台”に乗ったという実感がある。「人生百年時代」であり、冥途への土産話がまた1つ増えた。余禄であり感謝したい。

10年前80歳の傘壽を迎えたとき、小ブログは当時の平均寿命(79.59歳=2009年)を越え、父母の物故時の年齢(父84歳、母82歳)になったと”達成感”みたいなことを書いている。あれから10年、あっという間であったが、振り返ると僕にとっては生死にもかかわる10年でもあった。大腸ガン2回、膀胱ガン3回など7回も入院6回も手術している。

84歳の時には、僕は左膝の人工関節手術も受けて、身体障害者手帳を頂戴し、要介護3の認定を受けたが、何とか今は自宅介護で済んでいる。このまま、できれば人生の余禄を楽しませてもらいたいものだ。

2月16日の花言葉はレント.ローズだそうだ。(写真)レント(lent)とはキリスト教の復活祭前の四旬をいい、この季節に咲く花だ。意味は苦しみに耐えて頑強だという。それにあやかりたいものである。