「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

終息までは仕方がない 緊急事態宣言の延長

2021-03-04 17:47:20 | 2012・1・1

コロナ.ウィルスに対する東京など1都3県首都圏に出ている緊急事態宣言について菅義偉総理が3日”国民の命と暮らしを守る”ため、期限の7日からさらに2週間程延長したいと発言した。正式には1都3県の知事と諮り、専門家会議の後正式に実施される。

感染者数の推移は菅総理もいっていたが一喜一憂すべきものではないかも知れない。が、総理の宣言延期発言もあり、参考までに4日の東京の新規感染者を調べたら279人と前日の316人と減少率は鈍化、確かに下げ止まりだ。これでは期限の延長も仕方がない。

速報をみて90歳の老生が気になったのは、感染者の年齢が高齢化し、70歳代が19人、80歳代も19人、90歳台も10人もいることだ。感染経路など詳しくはわからないが、最近の傾向として老人介護施設などにクラスター発生が多発しているのは心配だ。

宣言延長後は一段とギアをあげてと小池百合子都知事が記者会見で語っていたが、今一つ高齢者に対する対策がわからない。例えば、コロナ.ワクチン接種など医療関係者だけでなく、老人介護施設関係者も老人とならんで先行するとか。

 


47都道府県「住んだ町」「旅した町」 田村市 鍾乳洞 天文台

2021-03-04 08:16:11 | 2012・1・1

福島県中通りの阿武隈山系の人口3万人、市の62%が山林という市だ。田村市の名前は2005年、滝根、船引、大越、常葉、都路5町村が合併した時公募で決まった。田村の名のいわれは、平安時代初期の田村麻呂の蝦夷東伐の後、現地に残った子孫の名前からきているとか。

2011年の東日本大震災で都路地区が原発事故で被災した後見舞いをかねて知り合いのインドネシア国籍の女医が施設長をしていた滝根の老人ホームを訪れ市の宿泊施設「星のふれあい館」に一泊した。田村市には本格的な「星の天文台」やプラネタリウムがあり、観光の一方の目玉にしている。

滝根地区には日本でも五本の指に入る鍾乳洞(あぶくま洞)tがある。3コースあり、一番長いのは全長900mもりやまにあり見学に1時間近くかかる。半世紀前、郡山に勤務していた時、一度訪れたが当時に比べてすっかり整備されていた。「星の天文台」と並んで一日ゆっくり観光ガ楽しめる。(写真は鍾乳洞入口)