青森市は本州最北端青森県の県庁の所在地である。かってはここから青函連絡船に乗って4時間かかり函館へ渡ったが、今はJRの列車に乗ったまま海底トンネルを抜け40分で北海道へ渡れる。筆者は1970年代、10年間札幌に勤務、仕事で青森へ何回か出かけたが片道10時間近くかかったのを想いだす。
徳川時代は善知島(うとい)という弘前藩の番所が置かれたた漁村だったが、明治維新後、蝦夷地との往来が多くなるとともに発展した。今では県内一の大都会となり、ネブタ祭りは全国的に知られている。規模は日本一で200万人もの観光客集まる。
市の背後には八甲田山系が連なるが、ここでは明治時代近衛連隊の兵士199人が雪中訓練中遭難するという事故が起きているが、山麓の酢ケ湯は青森の奥の湯である。市街から30キロほどで行ける.、ま冬は2メールをこす豪雪地帯だが、湯質の良さから賑わっている。