青森県津軽地方の中心である。かっての津軽藩10万石の居城があった。町はお城((弘前城)を中心にした城下町で、武家屋敷,商家など昔の姿が残っている。筆者は昭和60年(1985年)4月、JICA(国際開発事業団)の研修j事業で途上国の研修員に同行、この町を訪れた。
弘前城は津軽藩祖為信が慶長6年(1616年)にで築城400年の歴史を持つ。天守閣は江戸時代9代藩主の時代に建築されているが、東北地方唯一つ現存する国の重要文化財である。天守閣を囲むお堀一帯は現在城址公園となってり、52種、2600本の桜が植えられ4月末の開花時には盛大なさくら祭りが催される。
弘前でもう一つ有名なのはリンゴの生産量が日本一のことだ。明治維新後津軽藩士11人がアメリカから植樹して1ヘクタールの地で栽培し始めたというっ話もあるが、今では市内に「リンゴ公園」があり、市条例で「リンゴを食べる日」まである。ギネスものだろう。