「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

47都道府県「住んだ町」「旅した町」(東北)石巻市 大震災

2021-03-11 07:18:10 | 2012・1・1

平成23年(2011年)3月11日の東日本大震災の際の地震と津波で大被害を受けた。宮城県北東部の三陸海岸に面した人口13万人の県内第二の港町である。筆者は平成19年4月、松島観光の後、石巻を訪れ数時間だが散歩した。それだけのことで石巻を語るのは僭越なのだがー。

"石巻でよう、その名も高い日和山と民謡斉太郎節でうたわれた石巻最高の日和山は桜が満開だった。案内書に従って日和山から市内を一望、歩いて旧北上川沿いの東北一古い木造教会のハリストス正教会を訪れ漫画家、石森章太郎の記念館を見学した。そのあと繁華街を散策したが不景気で店がシャッターを閉じていたのが印象的であった。

本来の石巻訪問の目的は400年ほど前、伊達政宗が支倉常長ら遣欧使節180人を乗せ船出した月の浦へ行き乗船(復元)「バウティスタ号」記念館を見たかったのだがバスの関係で行けなかった。10年前の津波で記念館も一部壊されたそうだが、遣欧使節の時も4年前の慶長9年(1609年)の大津波で1万人が犠牲になっている。残念ながら石巻再訪の期を逸してまった。