「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

小池.黒岩両知事はコロナ感染ゼロ県を教訓に

2021-03-09 08:49:26 | 2012・1・1

東京など一都三県の首都圏に対するコロナ緊急事態宣言が21日まで再延長された初日の昨日8日の東京での新規感染者数は116人、三県も神奈川59人、埼玉65人、千葉73人とそれぞれ久しぶりに低い数字だった。月曜日はおしなべて低いようだが、とにかく新規の感染者の減少は歓迎だ。

一都三県だけではなく8日は全国的にも新規感染者数は少なく700人であった。注目したのは新たな感染者ゼロの県が15もあり、青森、岩手、山梨、和歌山、鳥取、島根、徳島、愛媛、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島の13県は7日、8日と連続2日間、発生者ゼロである。人口の多寡だけが原因なのだろうか。

緊急事態宣言下、推移をみなければ分らないが、気になるのは小池百合子都知事と黒岩祐二神奈川県知事との間で政府への対応をめぐり足並みがそろわず言い合いをしていることだ。そんな時期だろうか。今はテレビ番組の司会者でもキャスターでもない。都(県)民の生命を預かる知事である。埼玉県では変異ウィルス感染者が40人も出ているという。ワクチンも予定どおり接種できるのだろうか。政治遊びされては困る。