「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

東日本大震災 動転 無政府状態だった菅直人内閣

2021-03-12 07:25:34 | 2012・1・1

東日本大震災から10年、昨日は終日テレビであの日を想いだしながら暮らした。東京のわが家でも震度5強、80歳(当時)の僕でも経験したことがない強く長い揺れ方であった。しかし、棚から物が落ちたり、外に飛びだすほどではなかった。地震直後,震源地でまさか大津波が発生、原子力発電所が破壊されるなど大被害が出たとは思いもしていなかった。

昨日、震災後10年、改めてテレビの画面で津波の恐ろしさを思いしったが、同時に僕は震災直後の菅直人内閣の無策,動転ぶりを思いおこした。小ブログは”後手後手の対応”(13日)”しっかりせよ無計画”(14日)”無政府状態"と連日批判している。津波発生後3日もたっても南三陸町では8000人も行方不明であった。一方、菅総理といえば、破壊されその復旧にいそがしい福島原子力発電所に1時間も滞在、全体の危機管理の指揮をしていない。

”動転してきちんとした思考力を失った”(20日)のか菅総理は”自衛隊は暴力装置の仙谷由人氏を官房副長官に据えたり自民党の谷垣禎一総裁を副総理兼復興相に懇請して断られたりしてる。民社党の辻元清美氏をボランティア担当大臣に任命しているが、大災害対応に他にすべきことがあったのでは。