「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

インドネシアへの「コロナ」借款500憶円 轍を踏むな 

2020-10-21 07:30:15 | 2012・1・1

管義偉総理がベトナム、インドネシア両国訪問を終え、21日帰国する。総理は20日、ジャカルタのイスタナ宮殿でジョコ大統領と首脳会談を行ったが、両首脳はマスク着用,遮断板越しの話し合いだった。前代未聞の物々しさだが、ここへきてインドネシアでは首都ののジャカルタを中心にコロナ.ウィルス感染が拡大しており、累計36.9万人と東南アジア最大の感染国となっている。

半世紀以上のインドネシア.オブザーバーで、コロナ.問題についても武漢で発生した新型ウィルスが世界的に蔓延になり今年2月、WHOがパンデミックスを宣言した時でもインドネシアはは感染者ゼロであった。鳥インフル流行などでは”先端”をゆくインドネシアなのに大丈夫なのか小ブログは、バリ島の中国人観光客5000人が帰国しないのを批判した。

人口2億人を超え、国土の拡がりだけを見ると、ヨーロッパより広い。ウィルスの感染拡大を国をあげて阻止するのは大変だ。今回の首脳会談での最大の成果は、わが国からコロナ対策として500憶円の円借款供与に合意したことだ。”自分の頭のハエも追えない感がないでおないが、借款による実施事業には”コロナ後”で一儲けを企んでいる国にアブラゲをさらわないようして貰いたい。インドネシアにはジャワ新幹線の前例がある。

 

 

 

 


のぞき見の海外旅行(15)フィージー 群島の観光国家

2020-10-20 05:09:08 | 2012・1・1

南太平洋の英連邦に属する群島国家である。面積は全体で1800平方キロで四国ほどの大きさ。首都スバは国際空港のあるビディレイ島にあり。国全体の人口83万人の五分の一に当たる16万人がここに集まっている。原住民はトンガ人だが大半は英国の植民地時代,、砂糖栽培のためインドからきた契約労働者の子孫である

1970年に英国から独立したが、その直後の73年、筆者は観光でスバを訪れた。空港からスバの町まで一面畑道。舗装はされていたが、バスには冷房はなく、開放された窓からの天然の風であった。ホテルまで住民の集落に立ち寄り市場を見学したが、これが観光コースになっていたようだ。まる一日は舟で無人島に行き、BQQとLOVEというキャッサバを地熱で蒸した料理を食べたが美味しかった。その自然な味はいまだに忘れない。


のぞき見の海外旅行(14)オーストラリア(2)メルボルン 世界一

2020-10-19 07:33:57 | 2012・1・1

オーストラリア東南部のフィリップ湾い面する人口370万人の"世界で最もくらしやすく”(英エコノミスト紙)”老後を送れる”(日経新聞)町との評がある。だいぶ昔になったが、1978年、観光旅行で”のぞき見”したが,整頓とした奇麗な街並みが印象にある。しかし、見るべき観光スポットは少なく、昔、開拓当時の大泥棒が処刑されたという刑務所を見学したりした.。ただ郊外の農家でのバーべーキューやブーメランやカンガルーのショーは豪州ならではで楽しい想い出となった.。

僕らの世代にとってはメルボルンは昭和31年(1956年)、戦後ロンドンについで復活参加した二回目の夏の五輪の開催地としての想い出がある。金メダルは水泳、体操、レスリング3種目で4個にすぎなかったが、国連加盟直前にして国をあげて喜んだ。

 


感染者数がわが国より減った中国の「武漢コロナ作戦」の勝利

2020-10-18 05:56:26 | 2012・1・1

うかつにも知らなかったが、わが国のコロナ.ウィルス感染者数が92044人と中国の85639人を追い抜いている。中国の湖北省の武漢を中心に新型ウィルスが発生、公表されたのは昨年12月だが、あっという間に蔓延した。1月に入って日本のマスコミでも報道され、小ブログも日支事変の武漢作戦を紹介しながら一文したが、対岸の火災視であった。とてもこんなに尾をひくとは。

世界的には第二、第三の波なのか感染は米国、ブラジル、インドと拡大しており中国は世界で48位でテレビでのコロナがらみの報道はほとんど見られない。逆に先日の双十節(10月10日)には、ほとんどがノーマスク市民の武漢からコロナ戦争勝利の画面を流していた。

習近平国家主席はコロナウィルスとの戦いを戦争に模していってきた。82年前の武漢三鎮攻防戦(昭和3年6月―10月)で、中国側は敗北し19万人が戦死し、2万人捕虜となっている。今回のコロナ作戦での中国全体での死者は4634人である。その意味では習近平主席にとって大勝利と言えよう。

82年前の10月27日、僕は東京の小学3年生だったが武漢三鎮陥落を祝って学校の旗行列に参加した。コロナ.ウィルスの終息を祝って旗行列があれば参加したいものだ。


コロナ禍 神事仏事伝統行事の中止

2020-10-17 07:38:41 | 2012・1・1

10月17日は戦前昭和の時代「神嘗祭」(かんなめさい)と言って皇室の行事にならって国の祝日であった。同じ週の23日も靖国神社の秋の例大祭で東京の学校は休日であった。ちょうどこの時期、東京では日蓮宗の本山、池上本門寺で開祖の遠忌に当たるお会式が行われ、30万人もの人出で賑わう。江戸時代からの秋の風物詩であったが、今年はコロナ禍のため中止となった。昨年も台風で中止で2年続けて名物の万灯行列がみられていない。

お会式だけでなくわが家の宗派、浄土宗でも今年は10月に行われているお十夜が中止だと通知があった。コロナの三密を避けてのお寺の判断だが、あまり信心深くない僕からみても行き過ぎのような気がするのだが。靖国神社は17日から例年通り3日間大祭が行われる。コロナ.ウィルスなどに負けて中止しては英霊に申し訳ない。

馬齢を重ねて90年生きていて感じるのは戦前からの神事仏事、伝統行事が敗戦を境に消えていったことだ。その一つはこれから歳末年始にかけての江戸の行事である。他国のお祭り、ハロウィンは年々賑やかになっていくが、千歳飴の袋をさげた七五三詣ではどうだろうか。酉の市も昔の賑わいはない。心配なのは一度中止になると、なかなか復活出来ないことだ。僕が生きてきた90年だけでも神事仏事.伝統行事が数多くある。

 


コロナ感染「一進一退」の評価

2020-10-16 06:45:11 | 2012・1・1

コロナの第二波がヨーロッパに襲来している。フランスではパリなど大都市で17日から最低4週間夜間外出禁止令が発令される。まさに革命前夜なみだ。日本はどうか。昨日東京では新たに284人が感染した。政府のコロナ分科会の尾身茂会長の評価によれば「一進一退」だそうだが、コロナ禍で外出を自粛している老人にとっては他人事の発言のように見えてならない。

尾身会長の評価は「一進一退」だが、僕は毎日夕方になると発表される東京都の新規感染者数に「一喜一憂」している。昨日も発表になった中に、先月まで通園してい同じ区内にあるデイサービス施設でクラスタ―感染が起きていた。身近な話である。「一進一退」の話ではない。

政府の感染拡大防止策の矛盾が卒寿に近い僕にはよくわからない。三密の原則順守を国民に訴えながら、一方ではあい反すると思える一連のGO TOをすすめている。30日から始まるプロ野球日本シリーズでは、観客を初日を取りあえず80%にし、マスクの着用度などを チェックしいた上で、その後の参考にしたいという。こんな細かい話まで、政府の分科会で話し合う必要があるのだろうか。


のぞき見の海外旅行(13)オーストラリア(1)シドニー 特殊潜航艇

2020-10-15 07:34:58 | 2012・1・1

南半球オセオニアの最大の都市だが、歴史は新しく1788年、英国の植民地時代、本国.から連行された囚人によって築かれた。が、今は人口400万人、世界各地からの移民の国際都市だ。筆者は半世紀ほど前の1973年,観光で2日滞在しただけで文字通り、のぞき見にすぎない。記憶にあるのはシドニー湾にかかるハーバー.ブリッジと特異な形をしたオペラハウスを遠望しただけだ。

残念なのはこの地にも先の戦争の傷跡があり調査したかったが、時間がなかったことだ。緒戦の昭和17年5月31日、旧海軍は勝利の勢いに乗って遠くシドニーまで攻撃していた。トラック島基地から発信した伊号潜水艦団はシドニー湾内にまで侵入、搭載していた有人特殊潜航艇3隻を発射した。この結果湾内の連合軍船舶に損害を与えたが、潜航艇の乗員9人も生還できなかった。

首都キャンベラの軍事博物館には海中から引き揚げられた潜航艇が展示されている。攻撃のあった5月31日にはシドニーのォ-ストラリア軍基地で毎年日豪の犠牲者追悼式が行わrている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロナ渦時代のオン.ライン葬儀 リモート参列

2020-10-14 03:32:16 | 2012・1・1

葬儀店からの新聞の折込に「安心した葬儀始めましょう」とコロナ禍時にふさわし葬儀の広告が入っていた。一つは「オン.ライン相談」でスマホ,pc、タブレットがあれば誰でも簡単にできる葬儀の相談。もう一つは「リモート参列」。体力的に移動が難しくなった葬儀にリモート遠方からでも参列できる方法。これに関する家族相談会の案内もありWEBで申し込める.、とある。

卆寿を迎える年頃になると、毎日の新聞の死亡欄が気になる。両親とも80歳前半で亡くなっている。自分自身も終いの備えをしなければならないのだが、なかなか生前から葬儀の方法まで考えたくないものだ。しかも最近は高齢にかまげて遠方の葬儀には自分の義兄まで参列していない。考えたらここ数年、親しかった友人の葬儀にでたことがない。そこにきてこのコロナ.ウィルスの流行である。わが国古来からの葬儀が最近簡素化されてきているといわれるが、まちがえてなくなることがあればと心配する。

 

 


コロナ.ウィルス感染さげどまり PCR.CM

2020-10-13 07:33:04 | 2012・1・1

東京都のコロナ.ウィルス新規感染者数は12日78人で1週間ぶりに100人を切った。わが家の購読紙は先週10日付の社会面トップ記事で”都内感染さげどまり”と書いていたが、さらに若干でもさがれば同慶だ。大阪でも26人と3か月ぶりに50人を割り、全国でも278人と低い数字であった。

東京都で前回新規感染者数が2ケタだったのは10月5日のやはり月曜日であった。前日が日曜日で医療施設や保健所などお役所がお休みなのが影響しているようだ。これに対して、専門家を交えた都のモニターリング会議では,、週明けに検査した結果がわかる木曜日に感染者数が増える傾向だという。

コロナウィルス感染とPCR検査とのからみが今一つ素人にはわからない。民放のテレビCMを見ていたら。民間の病院がPCRの宣伝をしていた。テレビのCMについては医療行為については厳しい規制があるのだが、検査は問題ないのだろうか。それよりPCRは政府公認の検査なのかどうか。確度はどうなのか知りたい。


のぞき見の海外旅行(12)タイ バンコク 半世紀前

2020-10-12 05:59:23 | 2012・1・1

半世紀以上まえの1967年7月、赴任先からの帰途、数日滞在したに過ぎない。現在の国際空港ではなくドンムアン飛行場であた。ターミナルビルもなく閑散としていた。市内までタクシーでいったが車窓両側には、のどかな田園風景が続いていた。

海外渡航が自由化される前である。バンコク市内には超高層ビルはなく、名物の交通渋滞もなかった。現在日タイ間の年間渡航者は180万人を数え5万人が常駐しているというが、バンコク市内には日本料理店は一軒もなかった。

短期滞在なのでエメラルド寺院などいくつかの古刹しか参拝していない。美味のトムヤンをを食した記憶がない。が、キックボクシングを見ている。当時、日本のテレビではタイ式ボクシングの番組に人気があった。