ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【青山繁晴】「インサイトコラム」、菅原出氏「ザ・ボイス」 クライン孝子氏~ドイツの新聞からシリア難民

2015年09月10日 | 政治

★ 『難民』問題、メルケルが間違った。青山さんのお話です。
なおこのエントリの終わりに「宮崎正弘氏」の移民問題のメールマガジンを追加しました。


【青山繁晴】偽善者メルケルと左翼のせいで日本に難民がやってくる!

インサイトコラム 2015年9月9日(水)



★ 菅原出氏のyoutubeも加えました。

【菅原出】中東大混乱!増え続ける難民!その背景と各国の思惑は?2015年9月9日(水)

2015/09/09 に公開
最初に台風のニュース

9月9日放送内容
オープニング 
1. 自公幹事長 安保法案16日の採決方針を確認

2. 安倍総理 来月上旬にも内閣改造へ

3. ヨーロッパに向かう移民・難民の数 この2年間で85万人と予測

4. ロシア シリアに軍事専門家を多数派遣

ザフォーカス

オープニング2

5. ヒラリー・クリントン氏 "私用メール問題"で初めて謝罪

6. 政府 沖縄県協議会設置へ

7. 中国で"ボン・ジョヴィ"の初公演が中止に。"ダライ­・ラマ"の写真使用が原因か?

エンディング(以上)



★ 宮崎正弘氏、クライン孝子氏のメールマガジンから~ヨーロッパの難民のことです。

宮崎正弘氏のメールマガジンから
シリア難民がドイツへどっと避難し、さすがのドイツが悲鳴を挙げている。トルコからギリシアを経由し、マケドニアへはいり、ハンガリー・ルートを北上し、ドイツへ向かうのだが、なぜドイツなのか? 
難民の誰もがロシア行きを希望しない理由はなに?

 プーチンはこう言った。
 「移民問題は驚くべき問題ではない。歴史的に何度も繰り返された。このシリア難民は、西側のアラブ世界への無知と、外交の失敗に起因するものであり、とうに予測されたことではないか」とプーチンは荒々しい語彙を撰んで、この際、西側の対ロシア制裁の仇をとったかのように高揚した感じである。

 西側が期待するのは、ロシアがISISなどテロリスト退治に、いったい協力するのか、どうか、だろう。

 プーチンはこうも言った。
 「ISISなどテロリストや過激派の退治にロシアが西側と連立を組むことが確実というには時期尚早である。すでに米国大統領のほか、サウジ国王、トルコ大統領とも、この問題では話し合っている」。
だから、どうするという次の言葉がなかった。(以上)

★ クライン孝子氏のメールマガジンから

◆ さてもシリア難民問題で、もっともこの難民に手を貸さなければならないはずのアメリカがガンマリを決め込んでいることに皆さんお気ずきでしょうか。
そもそもこの難民問題のルーツロはイラク戦争にあり、アメリカがサダム・フセイン退治の後始末が悪かったばかりに「イスラム国」なる過激派の台頭を赦したことで、シリアがその拠点地として狙われ、それゆえ、最初は大量のシリア難民約2百万人がトルコやヨルダンに逃げ、その次の段階として主としてシリアの若い知識階級(医師や学者、技師)、それに企業家たちなど、中産階級が、「イスラム国」のシリア襲撃に危機感を強め、急遽、州、とりわけドイツを目指し大挙、難民となって避難し始めた。
従って、彼らはかなりの小金を蓄えており、これが実は、難民助けやビジネス・マフイアにつけこまれ餌食にされ、かなりのカネを巻き上げられ、難民となって、欧州目指して命からがら入国してきたというのがどうやら、おおよその真相らしいです。
 そういう意味では、その罪の大半はアメリカにあるといって怒っている欧州人がかなりいます。
◆ところがこれこそが、どうやら、アメリカの狡猾な戦略らしく、当然この難民問題ではその後始末はアメリカが為すべきなのに、
まるで他人事のように振るまってそ知らぬふりをしていると・・・
◆そしてこれが「移民大国アメリカ!だってさ」とあきれ返っています。
(参照:Die USA und die Fl?chtlinge: Eine Supermacht versteckt sich=
アメリカと難民問題:おやおや、スーパー大国が、何知らぬふりをして身を隠している
(とでも訳しておきますね)(以上)

http://www.spiegel.de/politik/deutschland/syrien-usa-muessen-mehr-fluechtlinge-aufnehmen-a-1051444.html

★ 宮崎正弘氏からメールマガジンが届きました。

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成27年(2015)9月11日(金曜日)
         通算第4654号   <前日発行>
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 難民の大量発生で欧州が大混乱の極みにあるが。。。
  「欧州の不安定化は米国の利益だ」とロシアから冷ややかな呟き

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 嘗て歴史学者のアーノルド・トインビーは預言した。
「西側文明は過激派と内部の貧困層とによって破壊されるだろう」
そのときが来たのかも知れない。

欧州を襲う蝗害。
シリア、イラクからの難民が押し寄せ、さすがのドイツも悲鳴を挙げている。難民の割り当てをEU加盟国に要請しているが、英仏をのぞき、総スカン。日本は金銭の負担を迫られる。

かつてソ連が崩壊して、ロシア人が苦況にあえいでいたとき、ドイツからやってきた有力者が「(ロシア支援で)日本の貢献が少なすぎる」と文句を言っていたことを思いだした。日本人が戦争末期にソ連兵に何をされ、シベリア抑留で公式的にも70万人が拉致され、うち6万人強が死んだ。その残虐な仕打ちを忘れず、ロシアに対して日本人の情緒的理由をひとつも忖度しないでドイツ人がまくし立てるので、反感を抱いたものだった。
今回の難民割当制なども、ドイツの身勝手を示してあまりあるのではないか。

さて今度はロシアの言い分である。
「欧州の不安定化は米国の望むところであり、経済的競合者としての欧州が弱体化し、さらに宗教も文化的背景もことなる人々が社会を混乱させる。すでに欧州は歴史的な基盤を失った。EU憲章には『キリスト教』に関して何も銘記されず、それぞれの社会に異民族のコミュニティ(国中国)が形成され、言葉が通じない。共通性の基盤が乞われた」。

そして同紙はロシアの見方を続ける。
「この移民、難民政策に反感を強める各国ではフランスのルペンのように右翼が勢力を拡大させており、これもまた社会的混乱を助長する。したがって欧州はますます不安定化してゆくだろう。米国は密かにこれを歓迎している」(プラウダ英語版、9月9日)。

★ 本日夜は青山繁晴氏の「ザ・ボイス」をUPする予定です。
コメント
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