★ 昨日、再会した大野善也氏(元帝国海軍艦上爆撃機パイロット、現在90歳)を中山成彬先生にご紹介し、中山先生は登壇された時、大野さんを会場の皆様にご紹介して下さった。
私はあの時、中山成彬先生が大野さんとじっくりお話なさって、それで大野さんのことを即ご理解下さったことに、限りない優しさを感じて何度も頭を下げ、思わず涙が・・・でも必死にこらえた。
大野さんへの尊敬は、わが父への思いに通じる・・・同じ「レイテ」です。
至らない娘である私が今もなお、国を護って命をかけた今は亡き父へのかわらぬ感謝と尊敬、あの8月の勝兵塾の講演から、父と大野さんが私の心の中で重なった。
さっそく中山成彬先生はツイッターで、大野さんのことをお書きになっている。
・中山なりあき @nakayamanariaki · 9時間9時間前
大野さんの「トンボの目」を読んだ。歴史、政治、思想、文化、教育・・トンボの目のように複眼的思考で書かれたというが、さすが元操縦士、視野は広く深い。素晴らしかった日本人の国民性が戦後歪められたと切歯扼腕される。自分で大阪から車を運転して来られ、会の間中立っておられた。元気な90歳。
・ 中山なりあき @nakayamanariaki · 10時間10時間前
夕べ祝賀会で大野徳兵衛さんという大正14年生の旧軍の戦闘機乗りにお目に掛かった。台湾沖海戦、レイテ沖海戦等に参戦、何度も撃墜されながら生き残った。負傷したが、死んだ戦友に申し訳ないと恩給は貰われなかった。戦後、警察官を4年勤めた後起業し私塾も開かれた。今頂いた著書を読んでいる。
・・・中山成彬先生
★ 大野善也さんは「大野徳兵衛」というペンネームで本を書いていらっしゃる。
「トンボの目」、そして大野さんがご紹介くださった「ヘレン・ミアーズ」の本を急遽取り寄せている。
そして90歳の大野さんのお心にはいつも戦友の死を悼む憂いと悲しみがあります。
それは私たちも共有する悲しみであり、日本に命をかけて守って下さったご英霊への敬虔なる思いです。
・・・絵はBera Channelさま
椰子の実
・・・父はよくこの歌を好んで歌っていた。