★ 長いのでそれぞれ「走り書き」としてメモしました。
さらに詳しくは動画をご覧ください。
2015/09/26 に公開
◆移民問題とグローバリズム
パネリスト:
川口マーン惠美(作家・拓殖大学日本文化研究所客員教授)
高山正之(ジャーナリスト)
西村幸祐(批評家・ジャーナリスト)
ペマ・ギャルポ(桐蔭横浜大学大学院教授・チベット文化研究所名誉所長)
馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
三橋貴明(経世論研究所所長)
渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総
1/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
馬淵氏は「アラブの春」と同じと説明。その国の統治者をアメリカが打倒したことでテロリストが増えた。
西村氏は、朝鮮半島・シナ大陸から来るであろう難民をどうするのか、ということを政府は対策をとるべき。
朝鮮半島には外務省のホームページが先日切り替わった。岸田外相のロシア訪問は想像以上に効果的に動いているような気がする。
中露の関係だが、中露の分断を日本がはかることはこれからの難民を防ぐことになる。
川口女史は「難民」と「移民」がごちゃまぜになっているのではないか。「難民」は政治・宗教・戦争などでそこで生きていけない民。
安全な第3国から来た人は受け入れない。EU内は自由に行き来できる、経済移民も合法。
日本では難民の定義に当たらない人については入れない。ドイツではそうした人も全部抱えている。
それがもはやマヒするくらいの大混乱になっている。
渡邊氏は経済難民は認めないと日本はしている。欧州は宗教も混在しており複雑化している。シェンゲン協定といって人・モノ・カネが自由に移動でき、日本では理解できないことが多い。
ドナルド・トランプは「子供を産んだ国で国籍が得られる」としたことを変えようとしている。今までは「人権」で押し切られてきたことが国民の不満のもととなる。中国側が強制送還を受け入れないとすれば、どうなるか・・・
三橋氏は今の日本の経済の問題で、生産者ひとりあたりの所得が増えることが豊かになるということ。
などなど・・・。
ぺマ・ギャルポ氏、私自身「難民」として日本に来て40年経過した。日本には難民の免疫がない。
日本が難民になったり入れたこともない。日本は慎重になるべき。欧州は免疫ができている。
日本はそろそろ難民を、と言う声もあるが、今まで日本に大きな民族問題・宗教問題で対立はない。
中国も「難民」を認定していない。ネパール難民はインドに行くための調査であった。
今回の中東の難民の原因はどこにあるか、原因から解決すべきと思う。
日本は難民を認めることになると多量の難民が出て偽装難民も出てきて治安も悪化すると思う。
一時的な同情だけで入れるべきではない。他にチベットについて。~自分たちさえ他を侵略しなければよいと思っていた。
日本に民族問題がないという人もいるが、実はある。民族紛争も・・・
もし移民を受け入れたらその何十倍もある。NHKの解説委員が「移民が来ると違った文化が入ってきてよい」とも言っていた。
日本人は変な同情をして周りの人が特別扱いし、安っぽい同情をする。
それが万、10万大意で来ると日本はどうなるのか。
ドイツでは「ウエルカムもいるけれど、困る、という人が多いはず。難民収容施設ができたばかりの時に放火する事件が相次いでいる。」
「これ以上入れてはダメだという意見が言いにくい」
北朝鮮が崩壊しても中国から「私は北朝鮮人です」って来ることもある。欧州でも出身国を偽ってくる。
難民の立場で考えていると「一日もはやく祖国に帰りたい」と思っている。日本は悪い前例をつくるといけない。
難民商売をしている人もある。一人目の難民は突破口である。
書いていたが、続きはどうぞ動画を。
2/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
「特区」「家事代行」などパソナがフィリピンの会社と契約、これはどうするのか。
三橋・・・日本で人手不足が起きるのは土木でなくて介護である。介護報酬を政府が抑えているので人手不足倒産が続いている。
緊縮財政と外国人労働者の受け入れ、すべての方向が外国人労働者に。
日本人労働者の賃金を上げたくないのか。ドイツがそうであった。
馬淵・・・それはTPPの一環でもある、アメリカの圧力である。フィリピンは世界にメイドを出している。
安いから外国人労働者を入れる、そういうシステムで来るメイドさんはかなり問題を抱えている。
介護に質の悪い人がするよりロボットにさせるほうがいいという声もある。
介護はプロがするべき、そのプロは今日本に50万人いる。
日本人がメイドを雇うと駄目になる、文化の違いがある。それと宗教。16世紀に日本にキリスト教が入ってきたとき、排他的で神社仏閣を壊そうとした。もっと排他的なのは「イスラム」である。
日本の文化になじまないものを日本はしっかりと排除すべき。
戦前、女中さんをつかうことがあったが「花嫁修業」としてだった。女中さんの使い方を今の日本は慣れていない。
裏に儲かる人がいてすでにそれができていて、日本のブローカーが動く。
二重のピンハネがある。
日本の介護士が足りないというのは日本のためには同じ多神教の宗教であるネパールやインドネシアなどがいいと思う。
政府の配慮として「パソナ」などに任せるのではなく、政府がしっかりすべき。
外国人医師を入れるというのも、わざと報酬を低くして布石としている。
介護についてもっと給料を高くするような政策をとるべき。
ドイツでは難民が入ってきて「収容所」に入れているが、手が回らない。職員を増やしても年月がかかる。
ドイツが国境の電車を止めたりしたが、ベンツの会社がインテリの難民を雇う用意があると言った。
東ドイツ、東ヨーロッパから安い労働力があった。最低賃金もなかった。
安い労働力で働くので賃金格差が起こった。
ユーロ圏全体がガタガタになってくる。ハンガリーはシャットアウトしている。それはドイツへの復讐か?
EUは宣言協定があり難民にはダブリン協定がある。その国で難民の申請をしなくてはならない、それがハンガリーやイタリア。
他の国に通り越させてはいけないとあった。ハンガリーは難民をとどめていたがひどいことになっていた。
ドイツはそれを「入れましょう」というのでダブリン協定をなくしたことになる。
「ドイツに行ける」というのでどんどん入ってくる。その周辺国はたまらないので止めた。
昔はドイツが外壁の国で東欧から受け入れていた。欧州連合の解体につながる?
ドイツは神聖ローマ帝国のような方向に向かうのか・・・延々と続きます。
3/3【討論!】移民問題とグローバリズム[桜H27/9/26]
これから国民が東京裁判史観をやめさせることである。
今回の法案に対するデモは外国人が入っている。他国だったら強制退去である。
内乱陰謀罪・外患誘致罪など日本にはそれを防御する法が必要。
法務大臣の権限、本国送還していない例が多くて問題。
一般的な韓国人が政治活動をしたら強制送還だが、特別永住者は別。
沖縄などの問題も深刻。独立運動などされてはかなわない。
またそれをメディアが批判しない。
貧困女子という問題もある。未婚女性の貧困。
これから日本が技術で力がなくても女性でもできるようになる、こういう生産性向上が必要。
人口減少は生産性向上で。ただ銀行、企業がお金を回さない。
日本人はドイツを見習えというのが好き、原発、歴史問題、難民問題など。
ドイツは疑わしいものは審査しているが40パーセントが経済難民。
申請に月日がかかるので、おカネ・医療などが良好なドイツから帰らない。
お小遣いでなく物品でということになったが増える一方。
経済難民で入ってきた人に対しては厳しく短時間で審査できないとこうなっている。
人権派が違法に入国してきた人までかばう問題。
日本が見習うべきは高度成長の日本。
ドイツは自分でEUを解体できない。
日本は衣食住が足りて衣料も充実していた。
今の日本は食の自給率を下げてしまった。昔は助け合っていたものを個人主義的なものに変わる。日本人が試行錯誤して築き上げてきたものを破壊することをしてきた。
アメリカの衰退が世界再編になっていくと思う。
日本が国柄を護るのは大変である。
やってはいけない「田分け」、カタカナの職業は「口入屋」が多い。
「アメリカの招待」でたくさんの外交官が行っている。横文字ができるのがいいと思って心酔してしまっている。
日本人は外国人に対する崇拝はなかった。
外国の文化も日本風に変えてきた。
しかし多くの難民や移民が入ってきたら同化などできない、相手の言いなりになることしか考えていない。戦後の日本人は「難民」など多量に入ってきたら日本が日本でなくなる。
勤労観・労働観の違い、人生修業の一部だった。懸命に働くことによって自分を向上させるということを世界に広めることが必要。
グローバリストは人がつくったものを右から左へ流すだけ、「ものつくり」を護ること。
北朝鮮もいざとなったらかなり来るだろう、小笠原のサンゴの問題もなすすべがなかった。
それぞれが社会の中で責任を持っているというのが、いつのまにか誰かのせいにして責任をとらせる、口八丁手八丁よりも人間関係をつくるという日本社会であった。
日本が傲慢になりおだてられて日本がかわった。
いつのまにか個人主義・公私混同など、日本のマスコミが日本の良さを発信すべきなのに、「戦争をするな」と言う人たちは国会前よりも中国大使館へ行ってすべき。
日本人が傲慢になったというが、それはどうだろうか、と高山さん。(走り書き)