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時事問題を中心にブログを書く日々です。
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鼎談『中国の今後』田村秀男氏 八幡和郎氏 深田萌絵女史/中国経済「恒大集団」批判の習近平の動き/自民党総裁選 亀井静香氏語る

2021年09月20日 | 政治

鼎談『中国の今後』田村秀男氏 八幡和郎氏 深田萌絵女史・・・面白かった!!



深田萌絵女史は、八幡氏とは基本的に意見が反対だが、官僚がなぜこのような考えをするのかを詳しく伺ったりしていた。
「中国の今後をどう見るのか」
八幡氏・・・「天安門事件」の時に中国に行っていた。中国の歴史は「繰り返し」であり、歴史上の皇帝らが発展させたと思えばやがて滅びるという意味。中国は鄧小平が経済発展の政策をとったが、中国の繁栄から衰退は同じようなことをグルグル回るという特質。

田村氏・・・古代の思想家の荘子が「成れば壊れる」という。・・・中華人民共和国が資本主義をすることについて。毛沢東は徹底的な共産主義をしようとした。大躍進や文化大革命で多くの人々を殺した。習近平は鄧小平からの資本主義化をくい止めようとしている。
米国などの企業は中国の個人情報をたくさん持っている。共産党幹部の個人情報を差し出さなければならなくなったので。中国経済はドルがないと成り立たない。習近平が中国企業を取り締まらせたらどんどん潰れる。

八幡氏・・・習近平は政治的な自由化は遅らせる、朱鎔基のあとの胡錦涛は利権をあちこちにばら撒く。敵味方なしに利権をばら撒き、香港でマネーロンダリングをさせ、朱鎔基や江沢民の時はワイロなどが国家経済を揺るがせるようなことはなかった。
胡錦涛の時代から好き勝手なことをしだした。習近平はそれではいけないので締め上げようとした。

深田女史・・・習近平も隠し財産を多額に持っていたが。
こうすると不満が高まるので経済は縮小してもよいと思っているが、欧米の虎の尾を踏んでしまった。
「これはヒトラーではないか?」と気が付きだした。今、欧米が中国に厳しくなっている。
日本はほどほどにいい顔している。しかし「日本はどっちを向いているんだ」というほど中国に寄ってしまったら困る。

深田女史「日本政府が日本の企業を護ろうとしない」
田村氏・・・安倍さんの時がそうだった。かつて昔の「日中友好」の時代ではない。
今は合弁で日本の企業を与えている。トランプの時に日本企業にビシっとするように言ったが、日本はそうではなかった。

八幡氏・・・JR東海は日本の新幹線の技術を出さなかったが、出したところもあった。
深田女史・・・日本政府が明確な方針を出していないからだ!!・・・中国人の技術者に持っていかれたり・・・(話は発展する)
田村氏・・・日本政府がユルユルだということが問題。習近平が怖がっているのはアリババのような企業集団が習近平が会えない米大統領とも会える、ということ。中国の衰え、中国共産党の及ばない世界が広がるのが怖ろしかった。
八幡氏・・・監視カメラだらけだが一見治安は良いと言われるし、コロナも抑え込んでいるし、誰がワクチン打ったかどうかもわからない、という日本。

田村氏・・・ロックダウンをしたり強いことをしているが、これが一転して経済が落ちて、その時にたまっている不満が爆発する。共産党の党員でないと話が通らないという実態の矛盾が露呈していっている。習近平は相当無理をしている。
今、チャイナリスクで限界に来ている。・・・そのほか話は弾みます。政府による教育の指図など。



中国版"リーマンショック"の恐れ!? 不動産大手「恒大集団」はなぜ崖っぷちに?(2021年9月16日)





 ようやく日本でも注目を集めるようになってきました  妙佛氏

 

恒大グループは社員やその家族にも高利回りの金融商品を売ってきた。
今になって広大グループが危なくなったのではない。以前からで、会社内部からも怒りの声が出ている。
経営陣は取れるだけ取って逃げるつもり。誰の目にも危ないことが確かなのだが、社員にしてみれば会社の上層部から言われると異論が言えない。
しかし会社の上層部は「うちの資産は大丈夫」と言い続けていたが、会社の規模が大きいだけに大変なことになり、社員が「おカネを返せ」と叫んでいる。中国政府は何もしない。



【中国経済】中国発リーマンショック?中国恒大集団来週デフォルトか!【及川幸久−BREAKING−】



今から13年前、リーマンショックがあった。今度は中国発で同じことが(来週くらいに)起こるかもしれない。
ソロスは8月30日にイギリスのFTに「中国株が暴落するから引くべきだ」と呼びかけていた。
中国の経済を引っ張ってきたのは不動産業界でその大手が広大集団である。
この大企業がデフォルトになるかもしれない。今月20日に銀行に利払いせず、これは中国政府が債権を持っている人を集めてそのようなことを言っている。利払いどころか元本も払えないという。このニュースが「中国版リーマンショック」とアメリカでは報道している。
実際に中国現地では深センに債権者が「金返せ」とデモをやっている。銀行だけでなく個人投資家も「新な火種は広大が個人投資家向けにあやしい取引をしていた。これこそリーマンショックそのもので、7万人の投資家が被害にあうだろう。
恒大はマンション・ビル・住宅を作る仕事だが建設が止まっている。恒大グループは中国全体の経済を引っ張ってきた。銀行にも影響大。
恒大を巡る最悪のシナリオとは・・・世界中の金融危機が引き起こされる。まず大損をした債権者が他の資産を投げうって回収しようとする。当然株や債券を売ることになり、世界の金融世界に広がる、これに対して中国政府は介入するのか?(リーマンの時も米政府はあまりにもひどい額だったから介入できなかった)ジョージ・ソロスの言った展開通りになってきた。


「河野よ!岸田よ!高市よ!聖子よ! 経験者が知る総裁選の裏の裏」亀井静香 元自民党政調会長『国会トークフロントライン』【CS TBS NEWS】







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