その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

とある職場の風景 決戦翌日

2010-06-26 06:34:59 | ロンドン日記 (日常)
 今日の職場は朝から明るかった。

 朝出社すると、職場の同僚が何人も"They played very well! almost perfect." "Very nice game!" "Honda and Endo were fantastic!" "Matsui is very good player." "You can beat Paraguay." と声をかけてくれる。普段は、彼らのほうから話題を振ってくることは少ないので、昨夜のゲームは彼らにもよっぽど印象的だったのだろう。イングランドと日本が揃って決勝進出なこと、金曜日なこと、給料日なことの3つが重なって、笑い声や話し声が絶えない職場だった。

 こういう雰囲気は大事なのである。打ち合わせをしても、不思議にポジティブな意見がでるし、やっぱり同じ仕事をしていても楽しい。こんな風に「人の毎日のハリとか、働き甲斐というのは、細部に宿る」というのが、私の持論でもあるのだ。職場や仕事の緊張感は大事だが、緊張感だけでは、自分も含めて人間なんだから、やってられない。何事もバランスだ。

 まあ、難しいことは抜きにして、職場の皆の注目は、既に日曜日のイングランドVSドイツ戦に既に移っている。これは、大一番だ。近くに座るイングランド人は相変わらず、皮肉なのか、謙遜なのかわからないが、"We will lose."と言いつつ、両国の戦力分析に余念が無い。いろんなデータを引っ張り出しては、いかにイングランドが不利なのかを説明してくれる。彼の予想は、PKでイングランドの負け。

 予想が外れるよう祈って、週末に突入します。


※最近、ワールドカップの話ばかりで、芸が無いのだが、回りが本当にワールドカップ一色なので、しょうがない。

(写真は今朝のTimes紙。今朝は流石に日本べた褒め。"Samurai" Master the art of controlだそうです。
コメント
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