※もう先月のことになってしまいましたが、10日前の日曜日に出かけたフィルハーモニア・オーケストラのコンサートの記録です。
会場のロイヤル・フェスティバル・ホールに行ったら随分、ご無沙汰なことに気がつきました。3月のフィルハーモニア60周年記念コンサート以来。3ヶ月ぶりの訪問でした。この日はテミルカーノフさんを迎えてのロシアプログラムシリーズの第2弾です。
この日は、庄司紗矢香さん狙い。日本に居る時にN響で何度か聴いたことがあり、伸びやかな演奏がとても好きでした。ロンドンでの演奏ということで楽しみにしており、今回は前から5列目のかぶりつき席です。夏らしい水色のドレスで現れた彼女はとても細身で小柄な方でした。日本では、いつもバカでかいNHKホールの三階席から観ていたので、ジャイアント馬場のようなプロレスラーでもなかれば、みんな小さく見えるので、気がつきませんでしたので、少々驚きました。演奏曲はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番。曲は全く馴染みがない曲でしたが、細身の体格とはイメージが正反対の、太く、重く、迫力のある演奏でした。海外で演奏し慣れているのか、とても、伸び伸びと表現していると思いました。 演奏中はかなり厳しめの表情なのですが、演奏終了後にちらっと見せる笑顔とのギャップがなんとも、私的には好み。まあ、音楽には全く関係ないですけど。
このプロコフィエフを前後に挟んだのは、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」と交響曲第4番。私の耳には重厚な演奏に聞えました。特に、圧巻はチャイコフスキーの交響曲4番。実はこの曲、初めて聴きましたが、とても熱演でした。こんなに激しい音楽だとは初めて知りました。テミルカーノフさんは、指揮棒なしで、メリハリの効いたおおらかな音楽を作ってくれました。
フィルハーモニアのコンサートはこれまで、あまり縁がありませんが、3月のムティーの時も素晴らしかったし、来シーズンはもっと足を運びたくなりました。
(丁度、夏至の頃。コンサートが終わって丁度、夕暮れのテムズ川が美しい)
Philharmonia Orchestra
Temirkanov: Prokofiev and Tchaikovsky Series
Royal Festival Hall
Sun 27 Jun 2010, 7:30pm
Yuri Temirkanov
conductor
Sayaka Shoji
violin
Tchaikovsky Overture, Romeo and Juliet
Prokofiev Violin Concerto No. 2
Tchaikovsky Symphony No. 4
会場のロイヤル・フェスティバル・ホールに行ったら随分、ご無沙汰なことに気がつきました。3月のフィルハーモニア60周年記念コンサート以来。3ヶ月ぶりの訪問でした。この日はテミルカーノフさんを迎えてのロシアプログラムシリーズの第2弾です。
この日は、庄司紗矢香さん狙い。日本に居る時にN響で何度か聴いたことがあり、伸びやかな演奏がとても好きでした。ロンドンでの演奏ということで楽しみにしており、今回は前から5列目のかぶりつき席です。夏らしい水色のドレスで現れた彼女はとても細身で小柄な方でした。日本では、いつもバカでかいNHKホールの三階席から観ていたので、ジャイアント馬場のようなプロレスラーでもなかれば、みんな小さく見えるので、気がつきませんでしたので、少々驚きました。演奏曲はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番。曲は全く馴染みがない曲でしたが、細身の体格とはイメージが正反対の、太く、重く、迫力のある演奏でした。海外で演奏し慣れているのか、とても、伸び伸びと表現していると思いました。 演奏中はかなり厳しめの表情なのですが、演奏終了後にちらっと見せる笑顔とのギャップがなんとも、私的には好み。まあ、音楽には全く関係ないですけど。
このプロコフィエフを前後に挟んだのは、チャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」と交響曲第4番。私の耳には重厚な演奏に聞えました。特に、圧巻はチャイコフスキーの交響曲4番。実はこの曲、初めて聴きましたが、とても熱演でした。こんなに激しい音楽だとは初めて知りました。テミルカーノフさんは、指揮棒なしで、メリハリの効いたおおらかな音楽を作ってくれました。
フィルハーモニアのコンサートはこれまで、あまり縁がありませんが、3月のムティーの時も素晴らしかったし、来シーズンはもっと足を運びたくなりました。
(丁度、夏至の頃。コンサートが終わって丁度、夕暮れのテムズ川が美しい)
Philharmonia Orchestra
Temirkanov: Prokofiev and Tchaikovsky Series
Royal Festival Hall
Sun 27 Jun 2010, 7:30pm
Yuri Temirkanov
conductor
Sayaka Shoji
violin
Tchaikovsky Overture, Romeo and Juliet
Prokofiev Violin Concerto No. 2
Tchaikovsky Symphony No. 4