その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ロンドン とある夕方

2010-07-20 22:03:35 | ロンドン日記 (日常)
 この夏の天気の良さは一体どうしたかことか(と言っても2回目の夏ですが)?いつかはこの反動が来るに違いないと思いつつ、少しでもこうした日は有効に楽しまねばと思う。そうすると必然的に、時には同僚と、時には一人でもパブに足が向き、9時過ぎまで明るいパブの軒先でチビチビやってしまう。

 先日、短期間ではあるが、かなり重要なプロジェクトが首尾よく終了した。今晩は、その特別プロジェクトチームのメンバー5名で簡単な打ち上げをパブで実施。今回は、柄にもなく自分がプロジェクト・リーダーだったので、ほんと肩の荷が下りた感じ。「今日は俺のおごりだ。みんな、飲んでくれ~」と値打ちこいて、ちょっと気張った。

 他の国で働いたことがないので比較はできないが、イギリス人の良いところは、打ち上げとか、皆で一杯飲んで帰ろう、というメンタリティを持ち合わせていることである。フランスやドイツでは、ONとOFFはより明確に分かれていて、そういう感じではないとの話を聞いた。その点、イギリス人は、誘えば大抵乗ってくれるし、おごりとなれば誘ってない人も匂いを嗅ぎつけやって来る(こともある)。

 それにしても、こうして皆で一仕事を終えて、一緒にけじめを着けるというのは何と気持ちの良いことだろう。このプチ達成感は、古今東西同じなのではないかと思う。

 ワイシャツ一枚で、軒先の椅子に座って、心地よいそよ風に当たって、バカ話をしながら仕事仲間と飲むビール。最高だ。

 2010年7月20日
コメント (2)
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