その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ブダペスト旅行記 (その4) ハンガリー国立歌劇場 『ラ・ボエーム』

2010-12-16 00:05:49 | オペラ、バレエ (in 欧州)
 夜は、ハンガリー国立歌劇場へ行きました。1884年完成のネオルネサンス式の建物です。バイエルンやウイーンほど大きくありませんが、第2次大戦の戦火を逃れた貴重な歴史的建物です。昔、マーラーが音楽監督を務めたこともあるとのことです。



 廊下や内部の階段、休憩の際に使うホールも煌びやかです。
 

 

 劇場内も歴史を感じます。椅子も木製。
   

 さて、演目は、クリスマスシーズンにぴったりの『ラ・ボーエム』。このオペラは、ラストシーンは悲しいですが、私の大好きな青春讃歌オペラです。

 公演の方は、期待通りとっても楽しめました。歌手、オーケストラ、演出、3つがバランス良く整った公演だと思いました。

 歌手の中では、主役のカップルよりも、ムゼッタ役のAnna Gorbachyova(アンナ・ゴルバチョバ??)がとっても良かったです。可愛らしさと、ちょっと崩れた感じの双方がミックスされ、舞台全体を華やかにしてくれた。歌も良かったけど、演技、表情がとても気に入りました。

 主役のミミの役のGabriella Létay Kissは、ちょっと声がキンキンしすぎていて私の好みではなかったですが、悪くはなかったです。まずまず。相役のロドルフォのAttila Fekete(アッティラ・フェケテ)は声は大きかったですが、ちょと一本調子だったかも。でも、3幕最後の二人の重唱は素晴らしかったです。ジーンときました。

 演出がオーソドックスで暖かみのある舞台だったのも良かったです。第2幕の子役たちがみんなかわいかったし、第3幕の雪降る風景も美しい。

 指揮者György Győriványi Ráthという人は知らない人ですが、よくオーケストラをならしていました。プッチーニのメロディの甘さ加減も適当で、適度なペースと盛り上げでとっても良かった。

 ちょっと残念だったのは、劇場が小さく観衆が少ないせいか、それとも東欧の人はあまり反応を表に出さないのか?よくわからないですが、いまいちのりが悪く、拍手も小さいです。結構、私はジーンときたアリアとか重唱があったんだけど、あんまり廻りが盛りあがってくれなかったので、がっかりでした。。


※どれもぶれ写真ですが。。。

György Győriványi RáthとAttila Fekete


Attila Fekete


György Győriványi Ráth



La BohémePuccini, G.La Bohéme
Opera in four Acts, in three Parts
Opera House | 19:00-21:55
11. December 2010. | Saturday

Ferencsik János - passComposerGiacomo Puccini
LibrettistGiuseppe Giacosa, Luigi Illica
Hungarian surtitlesÁgnes Romhányi
Director: Kálmán Nádasdy
Staged by Sándor Palcsó
Set Designer: Gusztáv Oláh
Costume Designer: Tivadar Márk
Leader of Children's Choir: Gyöngyvér Gupcsó
Choir Master: Máté Szabó Sipos

Conductor: György Győriványi Ráth
Rodolfo: Attila Fekete
Schaunard: Csaba Szegedi
Marcello: Alik Abdukayumov
Colline: Krisztián Cser
Mimi: Gabriella Létay Kiss
Musetta: Anna Gorbachyova
Alcindoro: Tamás Szüle
Benoit: András Hábetler
Parpignol: László Beöthy-Kiss
コメント (6)
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