その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

雪国??? ロンドン

2010-12-18 21:23:12 | ロンドン日記 (日常)
 昨日のお昼前後にロンドンでは凄い集中降雪があり、きっと公園は綺麗に違いないと思い、朝起きたら、そそくさとハムステッドヒースに向かって走りました。

 7時50分ぐらいですが、朝焼けが美しいです。一枚目はハムステッドの通りから、2枚目はヒースの北側入り口入ったところで撮りました。

 

 予想どおり、ヒース内は雪がほど良く積もりスキー場の林間コースやゲレンデに来ている感じです。

 

 ケンウッドハウスの白い建物と雪の調和も綺麗でした。



 パリアメント・ヒルからシティを臨む。



 冷たい空気の中、気持ち良いランニングを楽しみました。


(付録)
 お昼前後から、再び、集中降雪。
 

 ちょっと怖くてバスには乗れない。ただでさえ2階建てバスは重心が高いのに、ロンドンのバス運転手さんたちが、とても雪上の運転に慣れているとは思えないし・・・


 いつから、ロンドンは雪国なったんだ???

 2010年12月18日

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とある職場の会話 マネジメントとは???

2010-12-18 00:03:55 | ロンドン日記 (日常)
 仲のいい(と私が思っている)英国人のシニアマネジャーAさんと日欧のマネジメントスタイルについての会話をしました。


一部を再現・・・



A:「何故、日本人のマネジャーは細部に拘るのかなあ?こっちに来ている日本人が優秀なのはわかるけど、細かいプロジェクトの進捗管理や指示によるマネジメントはどうかなあ。欧米人は細部まで管理されるのを、自分を信用されてないと感じるから、やる気が出ないよ。」

私:「マネジャーはそのプロジェクトに責任を持っているのだから、その進捗を確認するのは、当たり前じゃないの?」

A:「自分が信用できる人を採用して、自分のチームに配置してるんだから、何故、もっと任せないの?必要な情報共有や方向性をしっかり明示して、プロジェクトをスムーズに運ぶことが、マネジャーの仕事で、部下の仕事の細部を管理をするのはマネジメントじゃないよ。」

私:「別に部下の仕事を細部で管理しているわけじゃないだろ。部下や現場の目線でビジネスを見ることで、ビジネスの本当の問題点が分かるんじゃないの。こっちの、マネージャーは現場を知らなさ過ぎるよ」

A:「それはあるかもしれないけど、現場を知ることと部下を細かく管理することは別でしょ。やらなくてはいけない課題は山のようにある。部下の仕事をいちいち管理していたら、マネジャーとして本当にやらなくてはいけないことができない。部下の管理にかける時間がもったないよ。日本人が夜遅くまで働いているのは、やらなくてもいいことやってるからじゃないか?自分が信用する部下には、1週か2週に一度話しをすればいい。ゴールと課題は共有されてるんだから。そうやって任せないと部下も育たない。信用する部下がどこでどんな仕事をその日にしてようが、上長には関係ないだろ」

私:「最終的な目的は、チームとしての成果をしっかり結果として上げることだろう。そのチームリーダー/マネジャーは責任を負っているんだから、PLAN->DO->Check->ActionとしてCheckするのは大切なことだよ。僕からはこちらのマネジャーはただ放置しているだけしてる人が多いようにも見えるけど。」

A:「Checkの仕方が西洋と日本じゃ違うんだね。でも、西洋人の部下を使うんだったら、日本のやり方は止めたほうが良いよ。誰も、その人と一緒に働きたいと思わなくなるから、チームとしての成果もでないよ」

・・・・

 殆ど神学論争みたいな会話で、同意には程遠い会話でしたが、マネジメントの考え方の違いを知るのに、とても参考になります。もちろん、西洋人だからといって、皆が皆、同じような考えをしているわけではないでしょうし、日本のマネジメントもいろいろあるでしょうが、西洋人と一緒に働く職場でマネジャーとなった場合に参考になる示唆に富んだ会話だと思いました。自分はどう思われているのだろうか???もうすぐ、360度評価の結果が返ってくるので、楽しみ半分、怖さ半分です。

2010年12月17日
コメント (2)
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