その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

ブダペスト旅行 (その1) ハンガリーと言えば・・・温泉!!!

2010-12-12 22:35:14 | 旅行 海外
 先ほど、ブダペストから帰ってきました。2日間の週末旅行ですが、非常に充実した時間を過ごせました。 (冒頭の写真は昨夜の王宮をバックにした鎖橋。息をのむ美しさでした。写真をクリックすると大きくなります)

 いろいろご紹介したいことがあるのですが、まずは今日はこちらから。

 ハンガリーと言えば温泉。行ってきました、ブダペストの温泉。たまたま今回泊まったホテルの裏が、キラーイ温泉という1570年に造られたという温泉で、トルコ式ながら湯船につかれる温泉です。ガイドブックによるとゲッレールト温泉というところがブダペストのイチオシ温泉のようですが、ちょっと遠いし、ホテルの裏ということで今回はこちらにしました。



 正直、外観はとっても古くて朽ちた感じ。日本の温泉にも確かにこういう感じの公衆温泉がありますが・・・、ちょっと恐る恐る入館





 入り口で代金を払い2200Ft(約1100円?)入館。受付の横には、日本と同様に、温泉の成分分析表が掲示してありました。ハンガリー語なので読めませんが、化学記号は同じだからだいたいわかります。phが気になったがそこだけは読み取れませんでした。源泉はきっと54度のようです。

 続いて、脱衣所へ。脱衣所は、シャワールームぐらいの大きさの個人別更衣室になっていて、そこに脱衣したら荷物も置きっぱなしにします。持参したカイパンに着替えて、更衣室を出ると係りのおばさんが2重に鍵をかけて片方の鍵を渡してくれます。さあ、いよいよ、浴場へ参上。

 感動しました!!!大きな円形の湯船にお湯がたっぷり。そして、仄かな硫黄の臭いが。もちろん雰囲気は多少異なりますが、日本の温泉そのものです。中央の大浴槽は温度は30度ちょっとなので、ぬるく温水プールぐらいの熱さです。そしてその大浴槽の横と奥に、一つづつ小浴槽があって、そのひとつは38-39度設定。この湯船に使ったときの満ち足りた気持ちは、ちょっと言葉にできません。涙が出そうになりました。

 ドーム式の浴場で天井に空いたいくつかの穴から光が漏れてくるのが、湯船からの湯気に反射してとても神秘的です。朝一番(9時ごろ)行ったためか、まだ西洋人の老夫婦二人が入っているだけでほぼ独占状態。なんという贅沢なのでしょう。 (中ではカメラを持ち込めないので、写真はグーグル等からの拝借です。)

 

 さらにもうひとつの感動。この浴場には高温サウナと低温サウナの乾式サウナが併設されています。高温サウナでも60~70度なので日本のサウナに比べるとまだ低温ですが、日本では月に2回は近くの銭湯サウナに通ってたサウナ党の自分には堪りません。日本に居た時と同様、約8分を3セットこなし、もう顔はテカテカ、すべすべ。

 もう決めました。これからブダペストには時間と金があるかぎり通うと。。。。

※ 温泉のホームページはこちら(湯船の様子のVideoがあります)→
コメント (4)
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