その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

パーティ in ロンドン

2010-12-10 23:26:16 | ロンドン日記 (日常)
ボスの代理でパートナー会社のクリスマス晩餐会に行ってきました。私たちの会社のお客様パーティは予算の関係で、いつも市内のパブのようなところでの立ち飲みパーティなのですが、今回お招き頂いた晩餐会はなかなか面白い企画でした。

集合はロンドンのランドマークでもあるロンドンアイ。まずは、観覧車に乗ってシャンパンで乾杯です。過去に昼間には乗ったことがあるロンドンアイも夕刻時は初めてで、ロンドンの夜景がひときわ美しいものでした。



続いて待機していたバスに乗ってタワーブリッジへ。夕食は、なんとタワーブリッジのエンジンルームです。タワーブリッジは職場にも近いのでよく渡ってますが、まさかそのエンジンルームがレストランになっている(パーティの時だけ特別貸し出し?)とは知りませんでした。正直、なんの飾りもない殺風景な部屋ともいえますが、由緒正しい(?)タワーブリッジのエンジンルームでの食事というのは、非日常としての面白さがありました





私が、この手のパーティには参加する機会は少ないのですが、それでもロンドンのパーティー場所は、このタワーブリッジに限らず面白いところがいくつもありました。ウオレスコレクション、ギルドホール、ロンドン博物館、ロイヤルオペラハウス、アスコット競馬場。。。。ボスはロンドン搭やロイヤルアルバートホールとかのパーティルームでのパーティに参加しています。

ただ、自らを卑下しているわけではないですが、今回のタワーブリッジのエンジンルームでの食事は別として、ウオレスコレクションやギルドホールでのパーティは自分で参加しながらもとっても違和感があります。なんか落ち着かないんですよね。

そんな時、(堀ごたつで鍋パーティをやりたいなあ〜)と心底思ってしまう自分は、胸を張って、「俺は正真正銘の日本人だ!」と思います。

意味不明の呟き記事になりましたが、ホストの暖かい気遣いもあり、エンジンルームでの食事会はとっても楽しいものでした。

おわり。

# 帰りに撮ったタワーブリッジ。いつ見ても美しいです。
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チャーチル・ウォー・ルーム博物館 (Churchill War Rooms)

2010-12-10 00:34:32 | ロンドン日記(イベント、観光、スポーツ)
 先々週の日曜日に"Westminster At War"というWalking Tourに参加したことは、先般ご紹介しました(こちら→)が、そこの最後の訪問地であったChurchill War Rooms博物館についてご紹介します。(Walkingツアーでは、この博物館の前で解散で、博物館の中には時間と興味のある人が、勝手に入場することになります。入場料はLondon Walksのツアーということで少し割引になります)

 ※博物館のホームページはこちらから→

 ここは、1939年からロンドンが戦争で攻撃を受けた場合に備えた内閣執務室として、イギリス大蔵省庁舎の地下に建設され、主にチャーチルが首相の際に、内閣執務室として使われました。重厚な壁で防備されており、内部も当時の会議室や首相をはじめとする幹部の執務室、通信室等がほぼそのままの形で保存されており、戦時中の緊張感そのままで当時の様子を偲ばせます。

The Cabinet Room


The Main Corridor


Chiefs of Staff Conference Room


Room 65 - The Map Room


Room 65a - The Prime Minister's Room


※ヴァーチャルツアーができます→

 更に、圧巻は併設されているチャーチル博物館。チャーチルの一生が豊富な資料や展示で紹介され、チャーチルの一生を追いながら、イギリスの現代史を振り返ることが出来ます。時代時代の節目での、チャーチルの演説が生の録音で聞くことができるなど、迫力満点です。

(チャーチル博物館の部屋の様子)


(チャーチルの側近の証言「彼は一緒に働くのが最も難しい男だった。。。でも彼とともに働く機会は何を犠牲にしても逃すべきではなかった」。チャーチルは、朝8時から翌朝3時まで18時間働いたそうです。)


(チャーチル人形のコレクション・・・これは受けた)


 この博物館はあまり日本のロンドンのガイドブックには紹介されていません(手元の「地球の歩き方」「わがまま歩き ロンドン」にも紹介がない)が、展示物そのもの、展示の仕方も非常によく出来ており、多少なりとも現代史に興味のある方は、是非、訪問されることをお勧めします。ロンドンの博物館系にしては、珍しく有料で、それも12ポンドもするのが玉に傷ですが、十分、その価値はあると思います。私は、閉館1時間半前に入ったので、十分な時間を取るくことができなかったのが残念でした。もう一度行くと思います。

 2010年11月27日訪問
コメント (2)
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