その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

エディンバラ ホリールード公園に登る

2011-09-07 23:50:00 | 旅行 海外
 あと2回ほど、エディンバラネタにお付き合いください。

 2年前にも紹介したのですが(こちら→)、エディンバラに行ったら是非、行ってほしいのが、エディンバラ城に対向するかのごとく、東側にそびえ立つホリールード公園です。公園と言っても、ただの大きな岩の丘です。しかし、一度この眺望を味わったら病みつきになること間違いなしです。今回も、8月28日と29日の朝、計2回も行ってしまいました。

【Salisbury Crags】
 28日に上ったのがSalisbury Cragsという公園の西端にある丘。岩山は険しいですが、迂回するように遊歩道ができているので、整備された登山道や草野原のなかを緩やかな上り道を、ゆっくりとマイペースで進むことができます。頂上に立つと、エディンバラ城を見下ろし、北海までも優に見渡せる展望は、ため息が出る程です。

(西回りの遊歩道を歩く。岩に注意)
 

(岩山の上を歩きます)


(頂上付近の展望。南に向かって)


(エディンバラ城を見下ろす)


(写真では分かりにくいですが、吹きっさらしなので風がものすごい。帽子が何度も飛びました)


(東方面、北海が見えます)


(帰りの野原の遊歩道)


【Arthur's Seat】
 29日に登ったのが、ホリールード公園の最高地点Arthur's Seat。前日登ったSalisbury Cragsからだと唯一展望が遮られるのが、Arthur's Seatがそびえる南東側。やっぱり、一番高いところを目指したくなるのは、人間の本性かもしれません。

(写真だとあんまり高そうじゃない)


 Arthur's Seatは途中から完全に岩道、砂利道になります。なので、ヒールの靴ではちょっと難しそう。登りはそれなりにハードですが、30分程度で頂上まで行きます。家族に助けられながらも、西洋風の松葉杖をつきながら頂上まで登ったおじいさんが居ましたので、登ること自体は、やる気さえあればできます。



 頂上は海抜250メートルですが、250メートルでこんな展望が味わえるのかというぐらい、高く感じます。まあ、東京都庁の高さが243メートルらしいので、都庁の上からスコットランドを見下ろすという感覚とでも言えばいいんでしょうか?

(頂上です)


(昨日上ったSalisbury Cragsをも見下ろします)


(犬も登ってきました)


(南のイングランド方面)


(東の北海方面)




 「百聞は一見に如かず」です。是非、登ってください。1時間あれば、楽に往復できますから。

コメント (2)
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