その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

エディンバラ ホリールード宮殿 クイーンズギャラリー 「北方ルネッサンス美術展」

2011-09-12 23:20:34 | 旅行 海外
 今回、ホリールードハウス宮殿 クイーンズギャラリーに初めて訪れました。ポリドール宮殿というのは、王室の宮殿でエリザベス2世の夏の避暑地にも使われています。昨年、ローマ法王が訪英した際、エリザベス女王がこの宮殿に招待しています。クイーンズギャラリーは、その附属の王室のコレクションを展示する別館で、先日行ったバッキンガム宮殿のクイーンズギャラリーのエディンバラバージョンです。



 ここでは、今、北方ルネッサンス美術展(デューラーからホルバイン)”The Northern Renaissance: Dürer to Holbein”という企画展をやっていますが、これが素晴らしい。画家だけでなく美術商としても能力があったディーラーの絵画、版画、ルーカス・クラナッハの「アポロとダイアナ」、イギリスの宮廷画家になったハンス・ホルバイン(子)の肖像画などなど。どれも精緻で色鮮やかな絵は一枚一枚、じっくり見入ってしまいます。



 来年2012年の1月15日まで公開していますので、エディンバラに行く機会があるかたは、お見逃し無く。このあたりの絵が好きな人は、これを目的にエディンバラまで行ってもいいぐらいだと思います。

※クイーンズギャラリーのHP→

2011年8月29日訪問



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