今年最後のエントリーです。いつも、お付き合い頂きました皆さま、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
著者の成毛氏はマイクロソフト・ジャパンの社長で名を売られた方だが、現在は書評サイトHONZの代表や大手企業の社外取締役などをされているらしい。本書は、読書家としても有名な成毛氏がとっておきのノンフィクション本100冊をお薦めするブックガイド。
私自身は多読ではないが本は好きなので毎週新聞の書評欄には目を通している。それでも、本書で紹介されている100冊の本は多くがおニューだった。読んだことのある本はわずか4冊。加えて題名を知っている本が10冊。要は殆ど知らなかった本ばかりなのである。
歴史、科学、社会、経済・・・多様な本が紹介されているが、どれも面白そうで読んでみたくなる本ばかり。あえて、これから読もうと決意した5冊を列挙すると・・・。
松本修 『全国アホ・馬鹿分布考-遥かなる言葉の旅路』新潮文庫
本橋信宏 『なぜ人妻はそそるのか?-よろめきの現代史』 メディアファクトリー新書
ローレンス・マルキシ 『ヒトラー・マネー』 講談社
レ二‐・ソールズベリー、アリ―・スジョ 『偽りの来歴-20世紀最大の絵画詐欺事件』白水社
鈴木智彦『やくざと原発 ‐『福島第一潜入記』』 文藝春秋
さて、来年は何冊読めるだろうか?
★★★☆☆
2013年12月31日