その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

帰国します!

2012-08-02 22:35:15 | ロンドン日記 (日常)
 突然ですが(突然でない人もいますが・・・)、今週末に日本へ帰国(帰任)します。

 2008年12月以来、あしかけ3年半以上に渡ってこのブログを続けられたのは、我ながら殆ど奇跡です。当初は日本に残した家族向けに、こちらでの生活ぶりを伝えたいと思って始めたブログですが、細々と続けているうちに、日に50を超えるアクセスを頂き始め、コメントやTBまでもらい、そのうちにコメントをやり取りする仲間が出初め、そうこうしていたら、リアルに交流するお友達までできてしまいました。こうしたコメントやTBを寄せて頂いた皆皆さまや、コメント等は頂かなくても立ち寄って読んで頂いた皆さま、本当にありがとうございました。こうしたフィードバックが、何よりもこのブログを続ける原動力となりました。

 ブログと言うメディアそのものは、オールドメディアになりつつありますが、私のロンドンの生活にこれ以上はないと思われる彩りを加えてくれたことは間違いありません。

 まだ来週から日本で仕事をしている自分の姿がとても想像できません。このロンドンでの生活については、仕事もオフもとても書ききれない思いで一杯ですが、とにかくこのような機会を与え、そして楽しませてくれた廻りの人たちに感謝です。

 このブログについては、手持ちのイギリスネタで、書きかけのものや書いておきたいこともあるので、しばらく続けます。その後は、まだ未定です。今後、日本でどんな生活が待っているのか、自分が何をしていこうとするのか、それらを見極めてから、決めたいと思っています。

 まずは、ご報告とお礼まで。繰りしになりますが、ありがとうございました!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コッツウォルズ ウォーキング/ セルスリー周回 (The Selsley Circuit)

2012-08-01 00:30:01 | 旅行 海外
 クリ―ヴ・ヒルが午前中に歩き終えたので、今度は車で30分ほど南下して、セルスリーと言う村周辺のウォーキングコースを試してみました。"This extremely popular walk"というガイドの歌い文句にひきつられた感じです。

 出発地点はKings Stanley(キングス・スタンレー)という村のパブ。

(パブからの風景)


 まずは、麦畑のなかを真っすぐ進みます。
 

(可愛い案山子)
 

 続いて、森に突入。




 森の中を暫く行くと、見渡しの良い平原が現れます。
 



 広々とした平原の台地は、海こそ見えませんがSouthDownsにも似ています(こちら→)。犬を連れて散歩する夫婦もの、グライダーを飛ばしている70歳近いと思われる老人たち、いろんな人たちを見かけます。 

  

 



 そして、この丘陵を下りていくと、丘下でセルスリーの村にたどり着きます。この村こは、セルスリー教会があるのですが、ウイリアム・モリス(William Morris)やフォード・マドックス-ブラウン(Ford Maddox-Brown)らがデザインしたステンンドグラスがあることで有名だそうです。でも、残念ながら、この日はクローズ。




 続けて歩くと、今度は小川が注ぐこじんまりした住宅街、そして運河にぶつかります。殆ど水流のない、溜った状態の用にも見える運河の速道を歩くのはなんとものんびりした雰囲気です。





 その後、スタンレ―ミルという産業革命当時からの工場跡を通過して、出発地点に戻って来ます。所要時間は3時間でした。

 確かに、静かで落ち着いており、眺望も抜群のこのルートがextremely popular walkというのも良く分かります。ただ、1点ご注意は、日本人が持つコッツゥオルズというイメージや雰囲気はあまり感じられません。「ここはケント州のXXXです」と言われば、納得しちゃうような気がするコースでもあります。

 ※コースガイドはこちら→

 ※ナショナルトレイルのガイドはこちら→
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする