大学時代はフォークソング同好会で、音楽にハマっていた。
下宿ではもっぱら安物のモジュラーステレオで、FMやレコードを聴いていた。
金欠ゆえ、レコード(LP専門)は3ヵ月に1枚程度しか買えなかったので、ほとんど友達に借りていた。
友達の中には、オーディオに凝って、高いコンポを組んでいたヤツもいた。
同じレコードをそのステレオで聴いても、下宿のモジュラーステレオとの音質の違いはほとんど実感できなかった。
音量や音の幅は確かに違ったが、それはスピーカーの容量の違いで、ジャズ喫茶でもあるまいし、そんなに大音量で聴く意味などない。
私が聴くのは、ビートルズを筆頭にロックやフォークで、レコードコピーが主な目的だったので、音質にこだわることもなかった。
聴くだけなら、極端な話、電蓄(レコードプレーヤー)やFMラジオでも十分だった。
コンポの彼はもっぱらクラシックやジャズだった。
音質にこだわる人間も少なくないが、現在は画質にこだわる人間も多いらしく、テレビもハイビジョン、大画面化している。
私は14型程度の画面で十分だ。
音質や画質にこだわらない、そんな面倒臭がりの気質、性質なのだ。
下宿ではもっぱら安物のモジュラーステレオで、FMやレコードを聴いていた。
金欠ゆえ、レコード(LP専門)は3ヵ月に1枚程度しか買えなかったので、ほとんど友達に借りていた。
友達の中には、オーディオに凝って、高いコンポを組んでいたヤツもいた。
同じレコードをそのステレオで聴いても、下宿のモジュラーステレオとの音質の違いはほとんど実感できなかった。
音量や音の幅は確かに違ったが、それはスピーカーの容量の違いで、ジャズ喫茶でもあるまいし、そんなに大音量で聴く意味などない。
私が聴くのは、ビートルズを筆頭にロックやフォークで、レコードコピーが主な目的だったので、音質にこだわることもなかった。
聴くだけなら、極端な話、電蓄(レコードプレーヤー)やFMラジオでも十分だった。
コンポの彼はもっぱらクラシックやジャズだった。
音質にこだわる人間も少なくないが、現在は画質にこだわる人間も多いらしく、テレビもハイビジョン、大画面化している。
私は14型程度の画面で十分だ。
音質や画質にこだわらない、そんな面倒臭がりの気質、性質なのだ。
狙いは読後感。読めばわかる、あるいは読んでもわからないかもしれないが、なんとなく心の片隅に残る奇妙な違和感。ありきたりで普通を装った妙な安心感。 そんな小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。