★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

WBCとプロ野球は別物か

2023年03月25日 19時43分22秒 | 徒然(つれづれ)
 予想に反してというか、予想以上にというべきか、WBCがあれほど盛り上がるとは、ほとんどの国民は思わなかっただろう。
 まさに、ドラマチックな展開、結果だった。
 侍ジャパンが予選リーグで敗退していたら、経済効果は半減以下だったことだろう。
 
 ひと昔前まではプロ野球は断トツのキング・オブ・スポーツだった。
 それがサッカーをはじめ、ラグビーやバスケット、テニスやフィギュア・スケートなどがその領域を侵食し始めた。

 かつての野球ファンがサッカーやラグビー、あるいはスポーツ以外のエンタメのファンに鞍替えしたのだ。
 現にサッカーのW杯などWBCを凌ぐ盛り上がりだ。
 
 それに危機感を感じたのがMLBやNPBで、ファン離れの防止策がWBCだ。
 WBCの究極の目的は、野球人気の復活、拡大に尽きる。
 大リーグも今回は、選手のラインナップを見てもわかる通り、気合いの入れようが前回までとは違っていた。
 
 その結果、WBC自体は大成功だった。
 しかしそれがプロ野球人気につながっているかと言えば、甚だ疑問を感じざるを得ない。

 現在プロ野球はオープン戦も終盤だ。
 公式戦ではないということを差し引いても、全然盛り上がっていないようだ。
 WBCの盛り上がりとは雲泥の差だ。

 それはサッカーのW杯とJリーグの関係性についても言える。
 果たして、ペナントレースが始まったら、WBCほどではないにせよ、どれくらいのファンが球場に足を運んだり、テレビ観戦したりするのだろうか。


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