日本の野球が世界一

　侍ジャパン、WBC優勝おめでとう。
　昨日ほどではないにせよ、やはり劇的な勝利に違いない。
　感動の沸点が低いファンにとっては、涙、涙の優勝だ。

　三冠王村上は最後に意地を見せ、WBC新記録13打点の吉田は、メジャーでの活躍が大いに期待される。
　継投の投手陣もそれぞれの役目を果たし、超重量打線をわずか2失点に抑え、最後は千両役者大谷が、あのトラウトを三振斬りで試合を決めた。

　メジャーのスター選手をラインナップしたアメリカチームを、まさに力と技でねじ伏せた感がある。
　これはもう、スポーツというよりエンターテインメントだ。

　投手として2勝1セーブ、打者として打率4割超え、1ホームラン、8打点の大谷のプレーは、もはや美しいという表現がピッタリだ。
　巷の予想通り文句なしのMVP、奇跡を通り越して野球の神話になる勢いだ。
　
　サッカーに比べ、ハラハラドキドキ感満載の野球は、やはり日本人にとってはキング・オブ・スポーツだ。
　日本のサッカーが世界一になるには、あと半世紀はかかりそうだ。
　ラグビーやバスケとなると、永遠に無理だろう。

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