虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

テレビ塔の電光時計

2014-07-17 09:01:00 | 社会
札幌大通公園の東端にそびえ立つ「さっぽろテレビ塔」

このテレビ塔の特徴の一つに、高さ65m地点にある電光時計があります。

この電光時計は、1961年(昭和36年)に松下電器産業(現・パナソニック)の寄贈により展望台の下、地上65m四面に電光時計が取り付けられた。
そして「時計を付ければ必ず見てくれる」という松下幸之助の発案だったという。

その電光時計、今はLED電球を使用しています(画像参照)が、昔は白熱電球を使っていました。
ゆえに時々、球切れしていることもありました。
今の基準からすると、消費電力も多かったでしょうね。

そのさっぽろテレビ塔の電光時計の文字色が「緑」だったのを覚えている人はいるでしょうか?
今から30年くらい前のことで、期間も2年くらいだったと…。
それゆえ、覚えている人も少ないと思います。

なぜ「緑」にしたか?
私の拙い記憶によると…
1、白熱電球だと、昼間見えにくいので、色を変えてみた。
2、消費電力を少なくしたい。※今でいう「エコ」の考え方で。
3、周囲の景観に配慮した配色にした。

短い間でなくなったのは、当初の目的に達しなかったからだと思われます。
とくに1は、逆効果だったと感じていました。
その分、夜はイルミネーションの効果があり、綺麗だったと思っています。

現代の技術なら、時間や季節によって変光する電光時計にすることもできるはず。
それなら、もっと魅力的になるのではないでしょうか?