皇居の二重橋ってご存知ですよね?
皇居前広場から正門を経て宮殿へ至る濠に二つの橋が架かっており、手前の橋を「正門石橋」といい、奥の橋が「正門鉄橋」(画像)といいます。
「二重橋」は、一般にこの二つの橋を総称して言われていますが、厳密には奥の橋(正門鉄橋)を指します。
奥の橋(正門鉄橋)は、かつて「下乗橋」と言われ、橋桁を支えるため、中途に台があって二重構造となっていたことからこの名がつきました。
現在の橋は、昭和39年(1964年)6月に架け替えられたものです。
これらの橋は、通常は使用されず、新年の一般参賀や外国賓客の皇居訪問等宮中の公式行事の際に利用されます。
正門(江戸城の西の丸大手門)は普段は閉じられており、天皇の即位大礼、天皇、皇后、皇太后の大葬儀など特別な行事のある時や国賓来訪の際以外は使われません。
使用される時は皇居前広場~正門石橋~正門~正門鉄橋~宮殿というルートをたどります。
ちなみに、手前の石橋(正門石橋)は、江戸城の西丸大手橋があった位置で、現在の石橋は明治20年(1887年)の建造です。
この石橋は、二重アーチ構造であることから、二重橋であるとの誤認が多いのです。
ちょっとした薀蓄話にお使いください。
皇居前広場から正門を経て宮殿へ至る濠に二つの橋が架かっており、手前の橋を「正門石橋」といい、奥の橋が「正門鉄橋」(画像)といいます。
「二重橋」は、一般にこの二つの橋を総称して言われていますが、厳密には奥の橋(正門鉄橋)を指します。
奥の橋(正門鉄橋)は、かつて「下乗橋」と言われ、橋桁を支えるため、中途に台があって二重構造となっていたことからこの名がつきました。
現在の橋は、昭和39年(1964年)6月に架け替えられたものです。
これらの橋は、通常は使用されず、新年の一般参賀や外国賓客の皇居訪問等宮中の公式行事の際に利用されます。
正門(江戸城の西の丸大手門)は普段は閉じられており、天皇の即位大礼、天皇、皇后、皇太后の大葬儀など特別な行事のある時や国賓来訪の際以外は使われません。
使用される時は皇居前広場~正門石橋~正門~正門鉄橋~宮殿というルートをたどります。
ちなみに、手前の石橋(正門石橋)は、江戸城の西丸大手橋があった位置で、現在の石橋は明治20年(1887年)の建造です。
この石橋は、二重アーチ構造であることから、二重橋であるとの誤認が多いのです。
ちょっとした薀蓄話にお使いください。