虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

おかしくない?

2014-07-26 09:28:23 | ビジネス
派遣会社から仕事を紹介してもらうことは、現代においてはきわめて一般的なことになった。
そして、そのことで、いろんな問題も生じているようだ。

先日、ある人から聞いたのですが、派遣会社から、ある企業を紹介してもらい、その会社へ行って面接(面談)をした。
そこまでは普通のことですが、ここからが問題。

面談後、派遣会社の担当者から、企業側には採用するかしないかの選択肢があるのに「労働者側には選択肢がない」と言われたそうだ。
わかりやすく言えば、企業がその人を使いたい(採用したい)ということになれば、絶対に行かねばならないという。

そんな話し、通用するのか?
表現はよくないが、捕○や○隷じゃあるまいし。
労働者側にも「この会社の雰囲気が…」とか「派遣会社から聞いていた印象と違っていて…」とかあるんじゃないの?

企業側というより、派遣会社の了見を疑う。
また派遣会社にその旨を強要しているのだったら、その企業もおかしい。
人(労働者)を何だと思っているのか?機械じゃないんだぞ!

派遣労働ってそういうものといえば、それまでだが…。
やはり、おかしいものはおかしいと言わざるを得ない。

労働者側のことを考えていない行為(言動)としか言えない。
こんなバカな話が罷り通ってはならないと思った。

全部がそうではないらしいが、結構名の知れた大手の派遣会社でも、このようなことは恒常的に行われているんだとか。
自らの実績づくりのために、労働者を派遣するんじゃない!と言いたくなる。

この業界も競争が激しいみたいだから、他社よりも有利な条件(安い労働力、企業側の事情を最優先する等)を提示して、実績(営業成績)づくりをしているように感じられる。

相手が人間であり、サービスを提供するビジネスの場合、そこらを勘違いするとひょんなことから綻びが出てくるものだ。
もし派遣会社を使うようなことがあれば、その辺の対応をしっかり見極めるべきだろう。

業種も立場も異なるが、しっかりと肝に銘じたいエピソードだ。