虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

打率みたいな勝率

2017-08-14 08:49:10 | スポーツ

プロ野球の成績表を見ていて、あることに注目した。

セ・リーグで歴史的な大敗をしているヤクルト。そして、リーグは違うが、昨季の日本一チーム・日本ハムの勝率が、そのヤクルトと似たような数字(あまりにも低いの)に驚いた。

そこで、この2チームの状況を比較してみた(8月13日現在)。

ヤクルト 36勝68敗2分 勝率.346 チーム打率.237 チーム防御率4.26

日本ハム 34勝67敗0分 勝率.337 チーム打率.238 チーム防御率4.18

ほぼ同じような数字が並んでいる。ヤクルトは(混戦で低勝率だったが)2季前のリーグ優勝、日本ハムは昨年の日本一。ちょっと歯車が狂い、選手たちのモチベーションが保てなくなるとあっという間に奈落の底へ落ちてしまう。

勝率で言えば、日本ハムに関しては、セパの首位打者の打率を下回る低調ぶり。せめて首位打者の打率くらいは、上回ってほしいところだが…。

バランスを崩せば、ガタガタと転げ落ちてしまう(立て直すのが困難になる)のがチームスポーツの難しいところであり、監督はじめ、選手たちにも大なり小なり油断があったのは否定できないだろう。

あと戦力的に充分ではないチームの場合、故障者などが連続して生じると、やりくりが難しくなって、チーム力が低下してしまう。こうなったら、毎年優勝できるチームじゃないからと開き直るしかないんだけどね。

そして、こちらもまた歴史的な大敗をしている(パ・リーグ最下位の)ロッテも日本ハムの真後ろに迫ってきている。こちらは伊東監督の今季限りでの辞任も明らかになり、ビリ脱出のモチベーションがあるから、心理的には有利なはず。

ある意味、首位争いよりも注目の最下位争いである。あと1か月半。さぁどうなるか?