虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

旅の相棒(レンタカー)

2017-08-09 07:41:00 | 乗り物

柏市でレンタカーを返却し、今回の旅はひとまず終了。時間的にバタバタした感じはあったものの、存分に楽しませてもらいました。

このレンタカーで一緒に旅をしたのが、小さな軽自動車。それもMT(マニュアル)車という珍しい型で、新車登録して5000㎞弱の下ろしたて状態のクルマ。

エンジンも最近のものらしくフリクション(内部摩擦)が少なく、軽やかに回っていくタイプ。最高出力が49ps、最大トルク5.8㎏/mと数値的には非力ながら、車重が610kgと異常なくらい軽量なので、一般道ならスイスイ走れる。信号ダッシュや中間加速は文句がないほどの走りを見せてくれる。

先月手放したマイカー(15年落ち、車重800㎏=4WD、5MT車)と比較すると違いは一目瞭然。とにかく軽い。しかしながら、軽さゆえの軟弱な印象もなく、極めてしっかりとした乗り味である。ハンドリングも、その軽さを生かした軽快感が際立つ。旧マイカーのように冷房を使ったときにパワーダウンも感じなかった。

このレンタカーでの23時間ほど(足掛け2日間)で走った距離は470㎞、その間の燃費は26.5㎞/L。これだけ走って、燃料代が2200円ほど。嬉しくなっちゃうね。

今回のルートは山坂が少ない地域とはいえ、そして軽量コンパクトで、実質燃費に優れるMT仕様の軽自動車ではあるものの、驚異的な燃費性能だ。素晴らしい燃費に加え、シュアーな走りの性能に、魅了されてしまった。ちなみに、この車種を新車で購入すると100万円を割り込むらしい。

基本をしっかり踏まえて作っていて、なおかつ軽量化の効果は絶大。特段、何かが優れているわけではないが、普段使いには過不足なく走らせることができる。

敢えて言えば後部座席にヘッドレストがないとか、後部ドアの窓が手回し式とか簡略化された部分も目立つが、1人や2人で乗るなら問題にはなるまい。あと電動パワステの独特なフィーリング(固まり感あり)と電子スロットルと介入が改善されれば言うことなし。

また機会があれば、借りて乗ってみたいねぇ。