鹿島神宮から歩いて数分のところに、歴史的に名を残す剣豪の生誕地があります。
その名は塚原卜伝(つかはらぼくでん)
塚原卜伝は、今から約500年前(戦国時代)の剣豪で、兵法家として知られる。父祖伝来の鹿島古流に加え、天真正伝香取神道流を修めて、鹿島新当流を開いた。
歴史的な剣豪といえば宮本武蔵の名が出てくるが、もし武蔵が卜伝と剣を交えたら…。あくまでも想定の話になりますが、卜伝に一日の長があった(剣士として格上だった)のではないかという説が根強くあり、その技量の高さが窺えます。
「剣聖 塚原卜伝生誕之地」でもある鹿嶋市の鹿詰児童公園には、卜伝の銅像のほか、剣聖塚原卜伝生誕五百年祭記念碑などが立っています。