虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

高校野球に関する私案

2019-08-04 06:36:40 | スポーツ

毎年この時期になると話題になるのは高校野球のこと。

個人的な見解を述べてみたい。

①投手の球数制限について→必要だと思う。できることなら○○球とかではなく、選手のコンディションを踏まえて監督が適切な判断をしてほしい。また連投に関しても同様で、肉体的に過度な負担をかける状況は避ける必要がある。指導者(監督や部長)の判断だけでなく、医学的なサポートやアドバイスも手厚くする必要はあると考える。

②真夏の開催の是非→早急に検討すべき。甲子園のステイタスが高すぎるために判断できない状況が続いているが、理想は真夏の直射日光(炎天下)を避けられるドーム球場での開催だ。幸い、国内には主要都市にドーム球場がある(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)ので、輪番制にして巡る形が良い。夏の大会は高校野球の実力No.1を決める選手権の色合いを濃くし、甲子園でのステイタスは選抜大会に任せる。主催する新聞社のエゴじゃなく、選手ファーストで考えてもらいたい。またドーム球場の輪番制については、ドーム球場と、そこを本拠地とするプロ球団やNPBとの協議が必要なのは言うまでもない。

③日程の問題→選抜大会が春休み、夏の大会が夏休みに開催するのは、基本的に維持しながら、もう少し期間を長くできないものか?チーム(学校関係者)の経済的負担は大きくなるが、選手たちの肉体的負担(疲労度)を考慮すると連日の試合日程にはどうしても無理がある。少なくても3日連続の試合は全廃するスケジュールにすべき。少しずつ改善されてきているが、抜本的な見直しが必要だと思う。

①~③のいずれに関しても、抜本的な見直しをする必要がある。いろんな歪みや批判も出るのは予想されるが、高校野球の本質や未来のある選手たちを考えると、ゆっくりしている暇はないはず。関係者の迅速な対応と英断に期待するばかりだ。