毎日新聞より。
新千歳空港の立ち入り制限区域内の滑走路付近に、道に迷った山梨県の観光客が運転するレンタカーが誤って進入していたと国土交通省新千歳空港事務所が7日、明らかにした。警備員が通行許可証を確認しなかったのが原因とみられる。
同事務所によると、7月30日午後11時ごろ、山梨県から人気ロックバンドのコンサートを見に来道した50代の女性がレンタカーでゲートから制限区域内に迷い込んだ。数分後に関係者が気づき、区域外に出された。毎日午後11時～翌午前6時半に滑走路の補修工事があり、航空機は隣の航空自衛隊千歳飛行場の滑走路を利用していたため、飛行機の運航に影響はなかった。
同空港では7月、ガスボンベとナイフを持った乗客が保安検査場を通過するトラブルがあったばかりで、同事務所の担当者は「保安関係でまたもトラブルが発生してしまい、非常に重く受け止めている。工事関係者を含めて対策を周知徹底する」と話した。＜了＞
このような事態が続くのは由々しきこと。
今回の件に関しては通行許可証の確認を怠った警備員の問題。もしテロなど危ない連中だったらどうなったか？そう考えると即刻クビにすべきだし、改めての指導・教育の徹底は言うまでもない。
またレンタカーを運転していた女性もわかるようなものだが…。土地勘がないとはいえ、通る道が工事現場だったら、一般道とは雰囲気が違うと感じるはずだけどなぁ。それとこのレンタカーにカーナビは装備されていなかったのか？
あまりにお粗末な話ではあります。事件や事故って、そういうときに発生するものだけど…。