虹色仮面 通信

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ファンには知られた方法

2019-08-13 06:08:44 | 乗り物

デイリー新潮web版より。

 7月30日の「マツコの知らない世界」(TBS)では、「乗り換えの世界!」が放送された。中でも東京駅の鬼門、JR京葉線への乗り換え方が紹介された。マツコも絶賛したこのルートに、SNSでは「知られてしまった!」と残念がる声が巻き起こっている。

 ついでに、東京にお住まいの方はもちろん、この夏休みで上京される方のために、他の重要スポットの裏ワザ乗り換えルートをご紹介しよう。

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 ディズニーランドファンにとって避けて通れないのが、最寄りの「舞浜駅」にたどり着くための京葉線への乗り換え問題だ。番組では、東京駅での京葉線への乗り換えについて、鉄道に詳しいマツコ・デラックスは、こう言っていた。

「東京駅で乗り換える奴が悪い!京葉線は東京駅で乗り換えるもんじゃない。新木場とかで乗り換えるのよ!」

 確かにそうだ。あのバカでかい東京駅の端にある京葉線。ほとんどのJRの路線が、南北に並行してホームがある。ところが京葉線だけは、離れ小島のような所にある。おかげでどの路線からも遠いのだ。同じJRの駅構内であるにもかかわらず、動く歩道を3本も乗り継ぎ、長いエスカレーターに乗り、10分以上を費やさないとたどり着けないのだ。マツコの指摘も確かに一理ある。

 そこで、番組で裏ルートが紹介されたのだ。JRで「山手線→京葉線」への乗り換えならば、内回り(品川方面から)なら東京駅の1つ手前、外回り(上野方面から)なら東京駅を乗り越して1つ先となる、「有楽町駅」の京橋口で下車。東京国際フォーラムの脇を抜けて京葉線地下入口に。これだけで、乗り換えにかかる時間は半減するという。ちなみに山手線内回りからの乗り換えならば、有楽町駅の改札を出る際に乗り換え証をもらえば、乗り換え扱いになるという。

 京葉線の東京駅は地下ホームだけに、地上のどの辺りに位置しているのか知らない人には目からウロコ。東京駅なのに、実は隣の有楽町駅のほうが近かったのだ。これにはマツコも絶賛。なにせ解説者は、乗り換えの検索サービスを提供する「駅すぱあと」のスタッフである。さすが、というわけだ。<了>

 首都圏の鉄道ファンにはかなり知られた話ではある。しかし有楽町駅は他線への乗り換えの選択肢が狭まる。山手線と接続するなら問題ないが、それ以外だと遠くても東京駅が便利だと思う。

 あくまでも裏ワザとして、このような方法もあるって話ですね。それと京葉線で、ディズニーランド(舞浜)や幕張メッセ(海浜幕張)へ行く場合、東京駅の長い乗り換え通路を歩くことで、気分を高める副次的な効果もあるのでは?ただし帰りは疲れもあるから、うんざりするのは否定しないけど。

 そもそも京葉線の東京駅は成田空港へのアクセスを目的とした成田新幹線構想のために建設されたと言われている。しかし、新幹線構想がなくなり、やむなく在来線で運用された経緯がある。

 その京葉線も30年が経過し、沿線住民の足として機能している。ただ台風などの時、強風に弱く、すぐに運休してしまうのは海に沿った路線+ほとんどが高架の路線とはいえ、どうにかしてほしいという声は絶えない。あくまでも余談の話ではありますが。