仮組が終わったら、もう一度ばらして、「拭き漆」の工程に入ります。
はじめは「捨て摺り」です。木地に生漆をできるだけしみ込ませて固めます。
今日は天板の捨て摺りです。
使う道具は、漆刷毛と漆篦(へら)。ここで使う刷毛は、胴摺刷毛(どうずりばけ)といい、馬尾毛を固めて作られた刷毛です。
「塗る」というより、まさに木の導管に生漆を「摺り込む」という感じです。堅い胴摺刷毛で、導管が太くて多いタモの材にしっかり漆を摺り込んでいくのはなかなか力のいる仕事です。
少し時間をおき、できるだけ木に漆を吸わせた後、余分な漆を篦(へら)で取りますが、タモは良く漆を吸うのでほとんど篦についてきません。
篦は、尾州桧(木曽桧)の柾目板を削って作ります。
裏ができたら次は表、同じ作業の繰り返しです。
すべて摺り終わりました。(^_^;)(^_^;)
奥の漆風呂の中に入っているのは、昨日捨て摺りをした脚や摺り桟などです。
2日間で、300g以上の生漆を使ってしまいました。
数日乾かして研ぎにかかります。
はじめは「捨て摺り」です。木地に生漆をできるだけしみ込ませて固めます。
今日は天板の捨て摺りです。
使う道具は、漆刷毛と漆篦(へら)。ここで使う刷毛は、胴摺刷毛(どうずりばけ)といい、馬尾毛を固めて作られた刷毛です。
「塗る」というより、まさに木の導管に生漆を「摺り込む」という感じです。堅い胴摺刷毛で、導管が太くて多いタモの材にしっかり漆を摺り込んでいくのはなかなか力のいる仕事です。
少し時間をおき、できるだけ木に漆を吸わせた後、余分な漆を篦(へら)で取りますが、タモは良く漆を吸うのでほとんど篦についてきません。
篦は、尾州桧(木曽桧)の柾目板を削って作ります。
裏ができたら次は表、同じ作業の繰り返しです。
すべて摺り終わりました。(^_^;)(^_^;)
奥の漆風呂の中に入っているのは、昨日捨て摺りをした脚や摺り桟などです。
2日間で、300g以上の生漆を使ってしまいました。
数日乾かして研ぎにかかります。