糊が乾いたらハタガネをはずし、木口に楕円の墨を付け、墨に合わせてテーパーをつけて削ります。
削り台に置き、角を削ってやや扁平の八角形に。
さらに十六角形に・・・・
あとは、刃の調子を低くした小鉋で、柄を廻しながら滑らかな楕円に近づけます。
柄尻は私好みに丸く削ります。
鉋削りが終了。自分で使うにはこれで十分、むしろ滑りにくくて良いのですが、
商品なので、ペーパーで磨きます。
先に籐を巻いて、
できあがり。
普通の槍鉋の柄は先の方だけを細くしていますが、何となくしまりがないようであまり好きではありません。
この、私好みの形に仕上げました。この方がずっと美しく槍鉋の曲線が引き立つと思うのですが・・・。
汚れ止めに自家製の蜜蝋ワックスを塗りました。
千代鶴さん、これだけ先にお送りしました。