背板の厚みにあわせて、小穴を突きます。昇降盤を使い6mmの溝切カッターで突き、
樋布倉鉋で合わせます。
引き戸を嵌める溝を掘る前に、天板と地板の幅を長台で削って揃えます。
15mmのカッターを使い、地板と天板に直接溝を掘りました。
重い板の加工は、なかなかの体力仕事です。
カッターでは掘れない端は鑿で整えます。
脚。地板には2枚ほぞで差します。
玄関のたたきにはわずかな傾斜がある場合がありますので、アジャスターを取り付ける穴もあけておきます。
下駄箱の側板のスリッパ立てを付けることにしました。
板を嵌めるための小穴をトリマーで突きました。
斜めの溝を左右対称に、しかも正確に掘るにはどうしたら良いかちょっと悩みましたが、即席の治具を作り解決できました。
溝の端を、左右同じ高さになるよう鑿で整え完了。
板を嵌めて地板に立てて見ました。良いようです。
スリッパを立てる板の傾きと間隔は、別の板で実際にスリッパを立ててみて割り出しました。
これで戸をのぞく部材の仕口の加工が完了。
こうして仕事をしていると時間があっという間に過ぎてしまいます。
仕上げの鉋をかけて、いよいよ組み立てにかかります。
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