Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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“めざせパラリンピック!”日本パラリンピック委員会が選手発掘事業スタート。

2014-07-23 00:02:21 | BLOGを読んでくださっている皆様へ ~伝えたいこと~
日本パラリンピック委員会が選手発掘事業をスタートしました。
2020年の東京開催を視野に、日本パラリンピック委員会は、パラリンピックに興味のある10歳から25歳の肢体不自由児・者及び視覚障害児・者を対象に“めざせパラリンピック!可能性にチャレンジ2014”と題した選手発掘事業を始め、8月に東京・神戸でイベントが開催されます。

平成26年8月23日(土)に東京都障害者総合スポーツセンターで、8月30日(土)にオージースポーツ神戸福祉スポーツセンターで行われます。
とくに東京会場では、陸上の体験が出来ます。

小児用のバネ足部・・・あのばねになって弾む足です。
あれがね。実は日本にはそんなには数がそもそもないってご存知ですか?
そもそも、あの足部
義足を使っている人が陸上をやろうとしたら必須のもの。
でもね。パラリンピックの選手はそれを自費で買ったり借りたりしてます。

あの足部 高いんですよ。
しかも毎年改良される。その度に買いなおし・・・そりゃきついわ

ましてや、小児用の30キロ未満の子供がはくためのバネ足部・・・・今日付けだとたぶん日本に3足しかない。
日本代理店のパシフィックサプライさんによると、1足50万弱の値段がして、そんなにたくさんは在庫を抱えられない・・・・・・と。

なんか、不思議です。
それがないと将来のパラリンピック候補の子達は、試しに走ってみることすら出来ないのに、日本に3足。
買ったら50万弱。  
最近になってようやくレンタル制度が出来ました。 でも、1足 7000円/月
なんというか、使えるかどうか判らないものにこの値段。 まずは借りないといけない。このルール。


そんな状況が現実にあるのに、「パラリンピックチャレンジ」
なんかとても不思議な感じです



あんまり不思議なので、私からも申し入れを行いました。日本パラリンピック委員会からも依頼していただいておりますが・・・・

協会からの回答はこんな感じ

***************************:

この度はイベントへのお申込みありがとうございました。
頂いたご連絡につきまして返答が遅くなり申し訳ございません。
パシフィックサプライ様には、当協会からもご協力いただけるようお願いはさせていただきます。
しかしながら、直ちに借用の可否についてはご返答いただけないものと思われます。
何卒、ご理解、ご了承くださいますようお願い申し上げます。

****************************:

私と娘は、このイベントに参加するつもりで申し込んでいて、
この足部が使えるかどうかを協会に確認したのに・・・・
回答が「判りません」・・・・
本気ですか?

だってさ。 小児用の足部が使えなかったら、走る体験もなにもないよ。
なんども走行会に行って、私は知っている。そのことを。
それなのに、その協会の回答。納得できない。
無責任すぎると私は思う。


もう一度、問い合わせをしてみようかな。
かなしいけれど。協会のスタンスが理解できないから。
推進しているなら、それなりに動く方法があると思うのだ。

正直メーカーは悪くない。
これはたぶん、国としての政策的な問題なんだろうと思う。
でもでも・・・・なんとかならないかなあ・・・・
せっかくの機会、つぶすのは惜しいよなあ・・・


参考リンク 

http://bylines.news.yahoo.co.jp/yahagikunihiko/20140717-00037474/
以下、リンク先のテキストを転載。ご参考まで。


“めざせパラリンピック!”日本パラリンピック委員会が選手発掘事業スタート。

2020年の東京開催を視野に、日本パラリンピック委員会は、パラリンピックに興味のある10歳から25歳の肢体不自由児・者及び視覚障害児・者を対象に“めざせパラリンピック!可能性にチャレンジ2014”と題した選手発掘事業を始め、8月に東京・神戸でイベントが開催されます。この企画について、日本パラリンピック委員会の木下隆幸さんにお話しを伺いました。

◆まずはスポーツに触れるきっかけを作って欲しい

木下さんは、「これを切っ掛けにスポーツを始めて、パラを目指して頂ければ」とプロジェクトに期待を寄せます。すでに「今までスポーツなどしたことがなかったが、自分には何が出来るでしょうか」という問い合わせも来ていて手応えを感じているといいます。そのような問い合わせに対して木下さんは、障害の種類や程度、年齢などを聞いた上で地域の全国の障害優先のスポーツセンターなどを紹介しています。

全国のスポーツセンターには、スポーツ相談事業があり、見学なども受け付けています。「実際にスポーツをやっている光景を目の当たりにすることで、気づきや具体的なモチベーションに繋がる」と、木下さん。

◆障がい者スポーツの活動費問題

選手のご家族からよく聞かれるのが「遠征費がかかるためなかなか大会に出られない」「家族が応援に行くことも負担、応援団なんてとんでもない」という意見です。競技によって差もありますが、選手として活動するための年間自己負担は平均で140万円を超えるといいます。日本パラリンピアンズ協会のアスリートや関係者300人に向けた聞き取り調査でも64%が「費用」が競技を継続するうえでもっとも大きな問題だと考えているという結果が出ています。

木下さんは、「経済面については今のところ直接支援が出来るわけではありませんが、門戸を広げることで、今まで環境があるのに参加できていなかった選手候補にアプローチできれば」と期待します。

今年ソチパラリンピックを訪れた森喜朗会長は「日本としてはパラリンピックを五輪と同じような扱いとしてやっていきます」と伝え、今までパラリンピアン用には作られていなかった国立のナショナルトレーニングセンターを準備する方針を表明しましたが、具体的な支援にはまだ時間がかかりそうです。

◆まずは知ることから

“めざせパラリンピック!可能性にチャレンジ2014”のイベントが平成26年8月23日(土)に東京都障害者総合スポーツセンターで、8月30日(土)にオージースポーツ神戸福祉スポーツセンターで行われます。まずは知ることで可能性を探ってみることで、開ける未来があるかも知れません。

実際パラスポーツを取材していて感じるのは、選手も応援する家族もとても生き生きしているということです。もちろん大変なこともありますが、プールで泳ぎ切った息子さんをみて「あんな楽しそうに笑っているのを初めて見たんです。本当に水泳に出会えて良かった」と、涙ながらに話してくれるお母さんもいました。パラリンピックを目指すかどうかは置いておいて、そういう笑顔の可能性を探すことはとてもポジティヴで建設的な気がします。

今回のイベントでは、パラリンピック競技の紹介や体験、パラリンピックアスリートらによるデモンストレーション、JPC強化委員会・医科学情報サポートスタッフによる各種相談等のプログラムが予定されています。申込期限は平成26年7月25日(必着)とのこと、詳細は公益財団法人 日本障がい者スポーツ協会のホームページにアクセスして下さい。一人でも多くの方に、新たな希望や目標ができ、また純粋に楽しみを見つける機会が出来ればと期待します。

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