グインサーガ135巻「紅の凶星」 五代ゆう著
読了しました。
一言で言うと「目が回る」「ジェットコースターでしょうか。
様々な箇所であまりにも一気に、目が回りそうに事態が動いていきます。
私の頭ではついていくのが大変なくらい。
その一つ一つを別にして読みたくなる。
そんなとても魅力的なサーガの断片が、素晴らしく散りばめられている。
そんな印象です。
この後の巻。これらが一つづつ進むのか、あるいはまた様々な箇所の様子が描かれるのか。待ち遠しくて仕方がないですね。
本当にそう思います。
やはり、思い出すのは初期のグインサーガ。
様々な主人公達の話が目まぐるしく描かれていて、何度読んでも読み落としがあり、新しい発見があったりした。あのころの感覚に近いような。
そんな気がします。
具体的な感想は書けませんが、読みながら涙が出てしまいました。なんだか。
最後から二つ目の場所での展開は…。私の想像をはるかに超えました。びっくり。ちょっとアタマを殴られたみたいな感覚です。
何度も読み返してしまいそう。
大きな大きな物語の転換期を迎える巻になっているのは、間違いないですね。
たぶん、この先の展開を大きく左右する出来事や伏線。実はものすごくたくさん散りばめられていそう。
そうしたものを想像しながら続きを待つのも、また楽しきかな。
なんかバカみたいな読後感想になってますが。内容を書いてしまうのはルール違反だと思うので。(^^;;