二泊三日

2008年10月09日 | Weblog

 病院に二泊ほど泊まりに行ってきました。ご飯はまずくて量が少なく、お風呂はありませんでした。とんだ旅行でした。家にいるありがたさを再確認する旅でした。

 3月に手術をしたので、半年後の点検と、血管がまだ細い部分があったので、そこを広げる手術をしました。隣に寝ていたひとは、私が帰る頃は肺の手術だそうです。大変です。話を聞けば高校の先輩だそうで・・・。

 

 病院のちょっとした休憩するソファーのあったところに置いてあった活け花です。気に入ったので撮ってきました。ケイトウにホトトギス。木の枝は ボケ です。なにも病院にきてまで自分のことを言われなくたって・・・。


 

 なんと味気ないごはん。これは夕食でした。生野菜がたりない。全部撮ってきましたが、並べてもしかたない。まずさが倍加するようで・・・。それにしても、繋がれた年寄りです。  紐爺  ひもじい。皿やお盆まで食いたい。

 手術をしてくれた先生は若くてやさしく励ましてくれました。それにしても、午前中から、次から次へと手術をやってきたようで、私は午後一番のはずだったのですが、前の人の手術が長引きかなり待たされました。たぶん、先生は昼食は無かったのではないでしょうか。

 1時間40分くらいかかりました。腕の付け根のところだけカテーテルを差し込むのに麻酔をしただけなので、意識があるから変です。

 持っていった本は一冊読み終えました。そして二冊目に。となりの先輩 ー と言っても彼はもう70歳になりますが ー はよく話しかけてきましたが、違う世界を歩んできた人の話は楽しかったですね。

 

 トウガンだけは、はずすことなく毎年豊作です。こんなに、どうやって食べましょうか。

  一日一茶

    旅人の藪にはさみし稲穂哉(かな)

    旅人の垣根にはさむおち穂哉

     どうして藪にはさむのかわかりませんでしが、注にあった
     下の句を見たら分かりました。

  徒歩旅行( ハイク = 廃句 )

    旅人の頭に一つ赤とんぼ

    旅人と一緒に旅の赤とんぼ

    旅人と呼ばれてみたい時もある

    旅人に付いて行きたい秋の風

    旅人が連れて歩くは運命(さだめ)かな

    旅人は淋しからずや一人連れ

    旅人の背中に四文字同行一人

    旅人がつまずき転ぶ松の株

    旅人を包み隠すはすすき原

    旅人を追いかけてくる時雨哉

    旅人が雨やどりする軒端哉

    旅人を冷たく包む秋の雨

    旅人や浦の苫屋の秋の夕暮れ    

  ※ 一人の時には「連れ」とは言わないでしょうが、敢えて・・・。