ほろほろと

2008年10月10日 | Weblog


 全くの素人ですので、どうなるのかそれこそ分からないのですが、このアメリカの経済状態が世界に波及して、これから世界はどのようになっていくのでしょうか。もう、すでにいくつかの会社が倒産しています。

 社員が一度のボーナスで、一般市民の30年分くらいの額を手にできるほど儲かっている会社もあったようです。それほどのボロ儲けをしていて、破綻に会社を追い込み、税金で助けてくれとは・・・。もっとも、助けないと社会が壊れてしまうかも知れないと言うので、アメリカの国会ももめているようです。まずは、それほどの給与を得ていた人からの財産の返還を一般市民が所有している財産程度まで落とす額までは要求すべきではないかと思います。

                  

 そういう中で、今回は4人もの日本人がノーベル賞受賞するというのは嬉しいことです。今回の経済破綻を救ってくれる人が出るとしたら、その人にもノーベル賞を与えて欲しいと思います。

                  

 手術後は、カット絆を一枚貼っておくだけくらいに傷口は納まりました。もう絆創膏は必用はないかもしれません。

 今日は友達が来て、ドライブに連れて行ってくれました。栃木県の芦野というところです。お寺の坊さんに知り合いがいるというので、その人に会いに行くので行かないかというので、行ってみました。

 お寺で用事を済ませた後に、近くにある遊行柳を案内してあげました。遊行柳については、
http://blog.goo.ne.jp/classic555/e/d394377b90ac62f8dd473c4e85b364c5 をご覧下さい。

 今回は 蕪村の句碑を加えてご紹介します。

 

    柳散
       清水涸
           石處ゝ    ( 柳散り水涸れ石所々 )


  蕪村の時は、ここは荒れていたんでしょうかね。


 

 黒豆です。そろそろ枝豆が出来る頃かなと思って、みんなでお遊戯しているかどうか、そーっと覗いてみてみました。←メダカの学校じゃあるまいし。 

 この黒豆は、葉ばかり茂っていて、今年はダメかなと思っていた物です。早々に刈り取ってしまおうかとも思っていました。ところが、なにやらサヤがたくさん下がっていて、実も膨らんでいるみたい。

 

 三本ばかり引き抜いてみました。すると、どうですか。丸々と太った実が生っているではありませんか。さっそく、今回は私が茹でました。

 
ゆでた時間はおよそ5分。ちょっと、時間が少なかったかなと思いましたが、上げて試食してみたらちょうど良い加減でした。塩を少々振りかけて食べてみたら、それこそ サイコー  においしかったんです。

 ダメだと思っていただけに、うれしさは倍加しました。あの茂り具合、あれで良かったんだ。このお皿二つ分ゆでてしまいました。しかし、ぺろっと食べてしまいました。よかったよかった。

 これは、詳しくは忘れましたが、たぶん5月中に蒔いて植えたものです。そこで迷句をひとつ。

      生らざれば生るまで待とう黒枝豆


 

                フクジンソウ


 一日一茶

   ほろほろとむかご落けり秋雨(あきのあめ)

 廃句

   ほろほろと木の葉の落ちる日は淋し 

   ほろほろと人が散りにし祭りあと 

   ほろほろと鳥啼く山の秋深し

   ほろほろと涙こぼれて立ち止まり

   ほろほろと食うは煎餅とろ火焼き  
 
   ほろほろと古き着物の頼りなさ 
     
   ほろほろで始まる廃句難儀する