鞍馬天狗

2008年10月30日 | Weblog

 昔、「鞍馬天狗」という時代劇映画があって、悪者をやっつけたり、強い新撰組をこらしめたりする英雄である黒覆面の英雄がでてくると暗い映画館で拍手が起こりました。

 大佛次郎という人の小説の映画化で、何作も作られましたね。あのイカの頭みたいな形をした覆面はどうやって作るのか、ぜひ欲しいと思いましたが、未だに手に入りません。いま は  欲  し   い   かな? 欲しくない。宗十郎頭巾というのだそうです。

 

 大佛と書いて、ダイブツではなくて、オサラギと読ませるのだそうで、不思議な言い方です。長い間、つまり何十年も不思議に思っていたのですが、先日ある本を読んでいたら分かりました。

 仏様にお供えするのに用いる皿を指して、次第に仏のことを意味するようになったのだとか。皿に器をつけてサラギ。大きな仏像ならオオサラギとなるわけで、縮めてオサラギです。そこから大仏をオサラギと言うようになったとか。難しいですね。

 四月一日という苗字があって、ワタヌキと言うのだそうです。ワタヌキさんは、いつも初対面の人には「なんて言うのですか?」と聞かれることでしょうね。ご苦労様です。

 

 改造中の物置です。倉にしておいた部分の天井と床と、写真では右手前のほうの板壁を取り除きました。そして、縁の下となっていたところをコンクリート舗装をしたところです。

 そして、窓が無くて倉の中は真っ倉じゃなかった、真っ暗だったのですが、今度は窓をつけました。窓の一つは風呂場に付いていた窓で、もう一つは大工さんの作業場にあったものです。つまり、もらったんだいく。

 

 もってのほか です。やはりおいしいですね。べとっとせずに、シャキシャキというと大げさです。しかし、そのような感じがします。まだ株数が少ないので、人にやるなどもってのほかです。

 

 近くに用事があったので、久しぶりに快楽園じゃなかった、偕楽園に寄ってみました。助さん格さんが出てきて「此の門処が目に入らぬか」なんて言いそうな感じ。

 

 中学生の写生大会がありました。絵は上手下手さまざまでしたが、そんなことより、みんな元気で良いねぇ。この若さが欲しいでっす。この頃と比べると、今の自分は何とひねくれものか。日寝暮れ者です。

 

 トイレの入り口におもしろい陶板が貼ってありました。こういう絵が好きですね。春夏秋冬の絵ですね。
 
 一日一茶

  しなのぢや(信濃路や)そばの白さもぞっとする

 廃 苦

  信濃路や青春パックされたとこ

  信濃路や姨捨棚田田毎の月

  信濃路やあずさ2号はもう来ない

  信濃路や常念岳に花畑

  信濃路や鞭声粛々長蛇を逸す

  信濃路やそばの畑に円い月

  信濃路やそばとおやきが忘られず

  信濃路や頭にとまる赤とんぼ

  信濃路や右も左も秋の暮れ