忙しくしていても、ゆっくりとしていても秋の日は過ぎて行きます。また一日、年をとります。秋の日はつるべ落としと言いますが、つるべ落としの秋の日は今年はまだ見ていません。気が付くと暗くなっているという、うっかりの毎日であります。
そう言えば、今日はツルベエの何とかに乾杯という番組があるようですね。先日は「ブラブラしながら仕事をしている」と、年寄りに言われていましたね。確かにそうだ。そのように見せるのも芸のうち?
風が少し強かった日でしたが、強くて困るというほどのことでもありませんでした。とても良い日でしたが、夕方になると肌寒く感じられました。十月も下旬になってきましたので、しかたありません。つい、先日まで暑かったという記憶があるのですが、もう着々と霜の季節が近づきつつあります。
物置の屋根裏にあったスズメバチの巣です。昨年の夏、この巣から飛び立った蜂に頭のてっぺんを指されました。頭に来て、バルサンのような煙を吐く殺虫剤を焚いて退治しました。大工さんが物置の改造をしていて見つけて驚き、さっそくとりはずして自宅に持っていきました。我が家に置いても飾るところもないので、あげてしまいました。かなり大きく、こういうサイズは初めて見たと驚いていました。
これは、蔵の部分の上にあったのですが、蔵の天井には無数の蜂がころがっていたそうです。
栗です。これは、よーーーく見ないと分かりにくいのですが、水に漬けてあります。バケツの水を早めにとりかえながら、このまま浸しておくと、しばらく保存できるのだそうです。今年、奥さんがそういう情報をゲットして、試しにやっているところです。
今日は、大工さんやら水道屋さん、それにお風呂の壁をぶっ壊す人たちが来ました。総勢6人です。年老いたぶっ壊し屋さんは奥さんと、たぶんお嫁に行った娘さんの手伝いの一家三人です。賑やかでした。
30年以上も前に、この大工さんがあまりにも良く作ってくれたものですから、なかなかぶっ壊れないこと。時間がかかりましたね。
一日一茶
深川や蠣(かき)がら山の秋の月
廃句
深川や蠣などたまには食いたいな
深川や墨田の岸の秋の月
深川や遊覧船に秋の風
深川や両国からはよい散歩
深川や芭蕉稲荷に記念館
深川や対岸箱崎渋滞地
深川や川を渡れば日本橋
深川や芭蕉草庵みたいもの
深川や草の戸に吹く秋の風
深川や蜘蛛の巣払いは去年(こぞ)の秋
深川や三里に灸すえ行ってきます