今日の今日まで、スタッドレスタイヤで事も無げに走ってきたけれど、さすがに桜花の下ではそぐわない・・・ですから、ノーマルタイヤに履き換えてきました。
桜前線も今頃は東北南部あたりであろうか、迎える方と見送る方の、桜に寄せる思いは、儚さの織りなす人生模様そのもの。
桜にまつわる妖艶な情話に眼を引かれるのも、桜の妖しさ潔さが人生に重ねられるからでしょう。まるで桜の精が命を宿しているかのように、人に呪いをかける。そんな話も新聞の片隅にありました。戦火を潜り抜けた人は、咲き誇る桜に拒否反応を抱くとか、やはり爛漫と咲き乱れる花の中に、死の翳りが潜んでいる。同胞や家族の死が桜の薄命に重なるからなのだろう。散った花びらが川面に浮沈している光景を連想させる。
それにしても桜の散り際は寂しい。騒がしい世情がむしろありがたいと思える時だね。幻想を忍ばせたとしても、心の奥底にそっと沈めることができるから。
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