conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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杉山山中行・・・ 

2008-02-29 23:10:00 | 日記
2月も今日で終わり、恒例の山中行の日です。
のどかな春日和の中を西に向かって車を走らせました。甲斐に連なる山々は心なしかくすんで、さらに連なる空のすそも春の霞のごとく、雲のもやとなって峰を覆っていました。

T病院の「千一夜」を胸に抱いて、1,500CCの黒いボディが軽く弾みます。
ほんの少しの荷物でしたから、軽いのなんの・・・白いマスクも弛んできます。

目的地が近づくほどに、杉の密集が赤茶けた房をたわわにしならせて、風があれば一斉に飛散するであろう鈍重感を宿していました。

F町が相模原市に編入されて、街道のところどころに新しい標識はあるものの、見慣れた景観に変わったところはない。
あるとすれば、湖畔の焼け爛れたラブホテルが取り壊され、下半分ほどの大きさに再建されようとしているのが目につく程度である。湖水に面した橋下にあるので、人目につきにくいかも・・・老婆心で思うのでした。

人家のない、県道の大きくカーブした橋の袂が目的地の入り口で、知らない人なら其処に入るのが怖い、と思わせるに十分な寂寞感が漂っています。
入り口から30メートルほど奥に、小さく切り開かれた空間があり、隠遁者の庵のように鎮座して、私を飲み込むように待っていました。ここにもぐるりと杉が植えられていて、一つ一つの赤茶けた種房が手に取るように大きく見えていました。
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経過順調です

2008-02-29 00:08:00 | 日記
午前10時ごろ退院手続きをして、昼前に帰ってきました。
検査手術では局部麻酔をして直腸に器具を差し込んで、(最も近い位置関係なので)前立腺の外縁部に針を打ち込みました
その姿態はたぶんお産のようだったと思います。
ぜんぜん緊張はしませんでしたが一度だけ「ううっ」と呻き声を発しました。

これは検査ですから、、、いずれ患部切除ともなれば『ううっ』では済まないでしょう。
最近の病院事情と言いますか、経営の厳しいところが増えていますから、患者に対する態度が変わりました。
全館挙げて「親切丁寧」、思いやりを感じました。
自治体病院にしても大規模で患者がごった返すようなところでは、さらっと事務的に接しますが、T病院のような中規模病院では管理指導がしやすいと言う面もあるようですね。そうそう、大事なことを付け加えておきます。気立てが良く、美人ぞろいだったねぇ。
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