圏央道に乗り八王子まで行く間の景観は、多摩川橋梁を通過するあたりから前方に展開する丘陵の黄葉に目が奪われる。まさに錦秋の佇まいである。
十二月半ばになりながら、山は未だ秋の装いを解いていない。
あきる野インターチェンジを降りて高尾街道に入ると、車の通行量が多くなってきた。どの一般道も渋滞気味の混雑に巻き込まれるのだろうが、沿道の町並みは活気に劣り、沈んで見える。
街の中心部と違って山間の街道と云うせいもある。救いは山の装いがあればこそである。混雑にまぎれて目は多摩の山に向かっていた。目的地は何処でもいい。
十二月半ばになりながら、山は未だ秋の装いを解いていない。
あきる野インターチェンジを降りて高尾街道に入ると、車の通行量が多くなってきた。どの一般道も渋滞気味の混雑に巻き込まれるのだろうが、沿道の町並みは活気に劣り、沈んで見える。
街の中心部と違って山間の街道と云うせいもある。救いは山の装いがあればこそである。混雑にまぎれて目は多摩の山に向かっていた。目的地は何処でもいい。